先輩インタビュー営業局 販売推進部 荒井 俊 営業局 販売推進部 荒井 俊

-入社してから一番印象に残っている仕事は何ですか

「中公新書『ルワンダ中央銀行総裁日記』のヒットに携わったことです。50年前の本ですが、入社1、2年目の社員が中心となって集まって作成した帯とパネルによる仕掛け販売で火が付き、業界の話題にもなりました。正直、当初はここまで売れるとは思っていませんでした。会社の印刷機で帯を刷りだして、書店のバックヤードで巻かせてもらったりして、なんとか置いてもらい、徐々に芽が出ていきました。0からヒットが生まれていく過程に最前線で立ち会うことが出来、出版社の営業で働くことの醍醐味を味わえたと思います。

-出版界の未来をどう予測していますか

コロナの巣ごもり需要があったとはいえ、出版市場は全体として縮小しているのは確かです。一方で、そうした予想を鮮やかに裏切るようなヒット作品が今でも生まれているのも確かです。消費者の時間の奪い合いが激しい中でも、本のようにスローなコンテンツの余地はまだあると思いますし、無くなることはないと思います。出版社に限って言えば、これからは読者の無意識のニーズを把握して、コンテンツに落とし込み、しかるべき読者に届ける、このプロセスを組織としてより突き詰めて出来る会社が持続可能な業界になるのではないかと思います。

9:30

出社 / FAX整理、メールチェック、注文処理

10:00

ネット書店の補充提案 / 週末の売上データなどをもとに、取次会社のネット書店担当に売れ筋商品の補充提案。

11:00

注文書の作成 / 重版やパブリシティが決まった商品の注文書を作成して、FAXやメール、電話で案内

12:30

書店との定例会 / 月に1回、新刊の商談に合わせた定例会。ある新刊の発売に合わせて、パネル展を開催し、大きく展開してもらうことに。

13:30

昼食 訪問先の近くで昼食。書店営業の醍醐味です!

14:30

打合せ / 中公新書の創刊60周年記念企画の打ち合わせ。フェアのコンセプトやオリジナルグッズの詳細を詰める。

15:00

サイン本作成 / 新刊が発売になる作家さんが当社を訪問。担当編集の人と一緒に、雑談をしながら、サイン本作成の補助。

17:00

拡材作成 / 自身で企画したフェアのPOPとパネルのデザイン。先輩のアドバイスなども取り入れながら作成していきます。

18:30

書店直帰 / 担当する書店に行ってそのまま帰宅。売れ筋商品の案内をして受注をしつつ、書店員さんと雑談。他社の売れ筋商品の話などを情報収集して、次のヒットの種を見つけます。夕食も書店の付近でおいしいお店を探して済ませてしまうことも少なくないです。

胸ポケットに入るサイズ。書店に行ったときに注文やヒントとなるようなことをメモするために持ち歩いています。
ブランドものではないですが、書店営業で歩き回るということもあり、靴は機能性の高いものを履くようにしています。今履いているのは2代目で、1代目はすでに履きつぶしてしまいました。

就職活動中のみなさんへ

就職活動中のみなさんへ

私自身就職活動を経験してみて思ったのは、就職活動は個人ではどうしようもない要素に左右されるということでした。「ご縁」あるいは「神の見えざる手」とでも言いましょうか...。いい「ご縁」に恵まれるためにも、可能な範囲で選り好みせずいろんな業界・会社の話を聞いてみてください。自分の目でその会社のことを知り、みなさんも自身をありのまま表現すれば、自ずと収まるところに収まると思います。これぐらいの心構えでいた方が、身心健やかでいられて実力も上手く出せると思いますよ。皆さんが納得のいく就職活動になることを祈っています。



所属は2022年3月現在です