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古田織部

古田織部

美の革命を起こした武家茶人

諏訪勝則 著

織田信長に仕えて調略の才を発揮した古田織部は、のち羽柴秀吉に従って天下取りに貢献。他方で茶の湯を千利休に学んで高弟となる。利休死後、特異な芸術センスで桃山文化に多大な影響力を及ぼし、公武にわたる広範な人脈を築いた。だが、大坂夏の陣で豊臣方への内通を疑われ、幕府から切腹を命じられる。その死の背景に、徳川政権の盤石を期す家康の思惑はなかったか――。美の世界に革命をもたらした稀有の茶人の実像に迫る。

書誌データ

  • 初版刊行日2016/1/25
  • 判型新書判
  • ページ数258ページ
  • 定価902円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102357-5

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