教養主義の没落変わりゆくエリート学生文化
竹内洋 著
一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。
書誌データ
- 初版刊行日2003/7/25
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-101704-8
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・朝日新聞(夕刊)2025年4月28日
・日本経済新聞(朝刊)2025年3月22日
・日本経済新聞(朝刊)2017年3月30日/大島三緒(日本経済新聞論説副委員長)
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