日本の後宮天皇と女性たちの古代史
遠藤みどり 著
男性君主のために集められた女性たちと、彼女らが住む空間を指す後宮。天皇家の安定した皇位継承のために創られた。平安時代初期、桓武天皇、嵯峨天皇には各々35人、45人に及ぶ皇子女がおり、そこには彼らを産んだ20人以上の妃・夫人・嬪・女御・更衣という後宮=キサキたちがいた。日本では、男子禁制ではなかったが、中国由来の制度の影響を受け変貌していく。本書は起源から平安末期までの歴史を追い、制度とその実態を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2025/8/21
- 判型新書判
- ページ数264ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102870-9
書店の在庫を確認
SNS公式アカウント情報
書評掲載案内
・京都新聞(朝刊)2025年11月2日/遠藤慶太(皇学館大教授)
・静岡新聞(朝刊)2025年10月19日
・読売新聞(朝刊)2025年10月12日/岡本隆司(歴史学者早稲田大教授)
・週刊新潮2025年10月16日号/小笠原弘幸(九州大学大学院准教授)
・産経新聞(朝刊)2025年9月28日
・朝日新聞(朝刊)2025年9月20日/佐藤基雄(立教大学教授)