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情報操作の巧妙な罠
飯塚恵子 著
「自分の意見が、知らずに誰かに操られている」。それが誘導工作=インフルエンス・オペレーションだ。情報操作やフェイク・ニュース流布を駆使するこの手法は、IT技術の進歩と普及によって近年、範囲、スピード、威力が格段に増した。本書はこの「現代の危機」を欧州各地の関係者取材を重ねて描き出す。それは東京五輪の盛り上がりを迎え、政治の変動もありうる日本において「すぐそばに迫る危機」でもある。