今道友信 東京大学名誉教授とともに、キルケゴール『死にいたる病 現代の批判』を読む。
「20世紀に盛んであった実存主義と弁証法神学の2つは、21世紀の(人間の哲学、人間の神学として)重要課題となっている。そのいずれにも先駆的テーマとなったのが、19世紀半ばに世を去ったキルケゴールが呼び起こした「不安」の概念である。この予言的哲学者について上記のテキストに基づいて学びたい。」(今道友信)
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哲学史上のキルケゴールの意義について考える
・20世紀とキルケゴール哲学
・生の哲学と実存哲学と弁証法神学
・20世紀後半の哲学
そのうえで、テキスト『死にいたる病』を読むことを始める
・死にいたる病とは絶望である
・希望の神学
・キリスト教的な語り方とは病床に臨む医師の話し方であれ
・ラザロの病は死につながったが死ではない
・絶望について
・人間とは何か
テキストの購読を継続する。その中で20世紀の実存思想の思索と比較する。
・ハイデガー|世界内存在、精神における病としての絶望
・ヤスパース|精神病理、限界状況、死、苦、争い、責め
・サルトル|嘔吐、どの病気よりも弁証法的
「不安」の源となる現実と理想、知と信の対立が世界と神との絶対的対立に基づくことの幸と不幸について
・世間や教会とのたたかい
・自由のゆらぎ、自由の不定
・自己を自己たらしめないものへの埋没、自己喪失
・永遠なるものに対する絶望
信仰の問題
・絶望は罪である
・罪とは何か
『死にいたる病』の全体的理解、および残された問題
・キルケゴールの「時間」と「不安」について
・キルケゴールの「新しい哲学」
・罪の反対は何か
・つまづき
『現代の批判』テキストを読む。