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1930年代に出版されたオルテガの『大衆の反逆』は、20世紀を代表する幾つかの哲学書の中でも、社会の動向とその典型としての国家の危険性を予告している点で、本書を研究することは、21世紀に生きる者にとり必須の課題である。(今道)
現代と大衆、密集と腐敗
歴史の水準、科学と教養
民主政治と民主主義、傾斜の速度
1.歴史の激動
・19世紀後半から20世紀前半
・3つの歴史的解放
・米西戦争、スペインの敗北
・文化の激動 科学技術、エネルギー、近代国家の教育政策
・オルテガと同時代人
2.時代と大衆
・大衆の社会的地位
・近代国家の大衆受容
・大衆支配の指標
ヨーロッパ文化とアメリカ文明
生の現実と物の所与
国家の矛盾とその現代性
0.読むための手続き
・世界史のなかでのスペインの偉大さ
1.大衆は嘗て歴史に存在したか
・歴史には存在しない匿名のその他多勢
・近代国家の教育政策と大衆
2.密集
・都市人口が農漁村人口と逆転する
・凡庸なるもの
3.超民主主義
4.歴史の水準の上昇
5.時代の高さ
機械化の長短と人間
凡庸の権力と理念の悲劇
革命の消失と支配の彼方
オルテガに学ぶもの
0.復習
1.サンディカリズムとファシズム
2.世界は文明化しているがそこに住む人間は未開人だ
3.歴史の知識は老いた文明を維持し、継承するための第一級の技術
4.大衆的人間