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JKビジネスに引き寄せられる
少女たちの本音

古川美穂

2014年、アメリカ国務省が公表した人身売買に関する報告書で、日本における新たな人身売買の例として挙げられた「JKお散歩」。今年7月には、東京都で「JKビジネス」を取り締まる条例が施行された。いったいどんなビジネスで、そこでは何が起きているのだろうか──

新しい業態が
次々と生まれる

「JKお散歩」「JKリフレ」「JKコミュ」……これらが何を指す言葉か、想像できるだろうか。
 JKとは女子高生の略語で、「JK○○」とは女子高生という名称をブランド化、商品化した商売だ。「JKお散歩」なら、女子高生と一緒に街歩きをして、食事やカラオケに行くこと。リフレはリフレクソロジーの略で、女子高生にマッサージや耳かき、膝枕などをしてもらう店舗だ。コミュはコミュニケーションを指し、会話やゲームなどを行う。
 数年前からこうした「女子高生」を売りにしたビジネスが、全国各地の繁華街を中心に繰り広げられている。これらの店は建前上、性風俗産業ではない。しかし一部では裏オプション(裏オプ)と呼ばれる違法な性的サービスが行われ、児童買春や性犯罪の温床にもなっている。

(『婦人公論』2017年8月22日号より一部抜粋)

掲載号

婦人公論 2017年8月22日号(8月8日発売)
定価570円(本体価格528円)
表紙: 阿川佐和子

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