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江戸川乱歩名義訳
エドガー・アラン・ポー 著/渡辺温/渡辺啓助 訳
全集から削除された幻のベストセラー、渡辺兄弟のゴシック風名訳が堂々の復刊。温について綴った江戸川乱歩と谷崎潤一郎の文章も収載。〈解説〉浜田雄介
2019/09/19 刊行
棟方志功 著
極貧の環境から奔放無類な個性を羽搏かせ、板画一筋に生き抜き、世界のムナカタになるまでを綴った感動あふれる自伝。〈序文〉谷崎潤一郎〈解説〉草野心平
2019/02/22 刊行
酒をめぐる珠玉の作品集
長山靖生 編
鴎外がビールに、荷風がウィスキーに託した思いとは? 本書は酒が様々なイメージで登場する傑作を厳選。古今東西、人類の友である酒になぞらえた憧憬や哀愁は今でも現代人を魅了し続ける。近代文学に足跡を残した漱石、露伴、安吾、谷崎、太宰ら16人の作家と白秋、中也、朔太郎ら9人の詩人、歌人による魅惑のアンソロジー。収録作品屠蘇......夏目漱石「元日」どぶろく......幸田露伴「すきなこと」ビール......森鴎外「うたかたの記」食前酒......岡本かの子「異国食餌抄」ウィスキー......永井荷風「夜の車」ウィスキーソーダ......芥川龍之介「彼 第二」クラレット......堀辰雄「不器用な天使」紹興酒......谷崎潤一郎「秦准の夜」アブサン酒......吉行エイスケ「スポールティフな娼婦」花鬘酒......牧野信一「ファティアの花鬘」老酒......高見順「馬上侯」ジン......豊島與志雄「秦の出発」熱燗......梶井基次郎「冬の蝿」からみ酒......嘉村礒多「足相撲」冷酒......坂口安吾「居酒屋の聖人」禁酒......太宰治「禁酒の心」●諸酒詩歌抄上田敏「さかほがひ」与謝野鉄幹「紅売」吉井勇「酒ほがひ」北原白秋「薄荷酒」木下杢太郎「金粉酒」「該里酒」長田秀雄「南京街」高村光太郎「食後の酒」中原中也「夜空と酒場」萩原朔太郎「酒場にあつまる」」
2018/11/26 刊行
瀬戸内寂聴/ドナルド・キーン 著
ニューヨークの古書店で『源氏物語』に魅了されて以来、日本の文化を追究しているキーンさん。法話や執筆によって日本を鼓舞しつづけている瀬戸内さん。日本の美や文学に造詣の深い二人が、今こそ「日本の心」について熱く語り合う。世界中で日本の古典が愛読されている理由、親交のあった文豪たちとの貴重な思い出、戦争や震災後の日本への思い、そして、時代の中で変わっていく言葉、変わらない心……。ともに96歳、いつまでも夢と希望を忘れない偉人たちからのメッセージがつまった“日本への贈り物”対論集。 ◆瀬戸内寂聴 1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年「夏の終り」で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。06年に文化勲章受章。『美は乱調にあり』『現代語訳源氏物語』『秘花』『奇縁まんだら』など著訳書多数。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長。近著に『いのち』『句集 ひとり』など。 ◆ドナルド・キーン1922年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。日本文学研究者。コロンビア大学、同大学院、ハーバード大学、ケンブリッジ大学を経て、53年に京都大学大学院に留学。コロンビア大学名誉教授、アメリカ・アカデミー会員、日本学士院客員。菊池寛賞、読売文学賞、毎日出版文化賞など受賞多数。2008年文化勲章受章。2012年日本国籍取得。主な著書に『日本人の西洋発見』『日本との出会い』『百代の過客』『日本文学史』『明治天皇』『ドナルド・キーン自伝』など。近著に評伝『石川啄木』がある。
2018/10/12 刊行
鮎子宛書簡二六二通を読む
谷崎潤一郎 著 千葉俊二 編
「妻譲渡事件」の背後には、一人の才能を封印された少女がいた。父は文豪谷崎潤一郎。美しい母の再婚相手は文豪佐藤春夫。二百通をこえる未公開書簡が綴る、愛情と葛藤の物語。
2018/10/10 刊行
町田康 著
人はなぜ人を殺すのか――。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。
2017/09/25 刊行
第二十六巻
谷崎潤一郎 著
晩年の日常と創作状況がわかる「日記」、新聞や雑誌のインタビューを編集した「記事」、妻松子が記録した文章など未発表資料を多数収載。充実の「年譜」、「著作索引」を含む最終巻。
2017/06/08 刊行
『中央公論』名編集者の生涯
杉森久英 著
明治末から大正にかけて『中央公論』主幹を務めた滝田樗陰。低迷する雑誌に文芸欄を設け文壇の登竜門にまで押し上げ、吉野作造を起用して大正デモクラシーの時代を招来した、名編集者とその時代を描く。巻末に吉野ほか谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛、山本実彦による追憶記を収録。
2017/05/31 刊行
第二十二巻
谷崎潤一郎 著
死に至る限界まで妻の肉体にうちこむ夫を描いた問題作「鍵」、継母への憧れと夭折した生母への思慕から二人を意識の中で混同させてゆく主人公「夢の浮橋」など、円熟期の傑作を収載。
2017/05/09 刊行
『中央公論』名編集者の生涯
杉森久英 著
『中央公論』主幹を務め、大正期の論壇・文壇を演出した名編集者の生涯を描く。吉野作造、谷崎潤一郎らによる追悼文併録。『中央公論』創刊一三〇周年記念復刊。
2017/04/21 刊行
第十二巻
谷崎潤一郎 著
「蘿洞先生」「友田と松永の話」「マンドリンを弾く男」「白日夢」「青い花」など、残酷でエロティックな印象を残す短篇を中心に、大正末から昭和初年に描かれた作品群を収載する。
2017/04/07 刊行
第二十三巻
谷崎潤一郎 著
老境に入った作家が周囲の人々や日本語のこと、幼き日の思い出や若き日の友人たち、東京のことなどを描いた随筆集『三つの場合』『当世鹿もどき』の二冊を中心に、幅広い文章を収載。
2017/03/09 刊行
第九巻
谷崎潤一郎 著
「愛すればこそ」「お国と五平」「本牧夜話」「愛なき人々」など、複雑な私生活を投影しつつ、倒錯した情痴の世界を描いた戯曲を中心に収載。ほかに随筆集「藝術一家言」を収めた。
2017/02/09 刊行
第八巻
谷崎潤一郎 著
谷崎が愛した震災前の浅草を舞台に、劇団員や画家、三文文士の群れと謎の美少女を描いた「鮫人」、藝術的分身譚「AとBの話」、幻の映画脚本「アマチユア倶楽部」などを収載。
2017/01/07 刊行
第二巻
谷崎潤一郎 著
あこがれの女性のために自らの死を願う少年を描いた問題作「恋を知る頃」、マゾヒストであることを表明し、実践におよんだ青年の快楽とむなしさの顛末記「饒太郎」などを収載する。
2016/12/08 刊行