明治維新と幕臣
「ノンキャリア」の底力
門松秀樹 著
明治維新は、西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允ら薩長土肥の志士が中心となって成し遂げたというイメージが強い。進取の気風に富む西南雄藩が、旧態依然たる江戸幕府に取って代わったのは、歴史的必然だったとさえ捉えられている。だが本当に幕府は無為無策で、すぐれた人材を欠いていたのか。本書は、行政実務に精通し、政権交代後も継続登用された中・下級の旧幕臣たちに光を当てるものである。明治維新への新たな視座。
書誌データ
- 初版刊行日2014/11/25
- 判型新書判
- ページ数256ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102294-3
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書評掲載案内
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・日本歴史2015年7月号
・図書新聞2015年6月13日
・北海道新聞2015年2月15日/落合弘樹(明治大学文学部教授)
・文藝春秋2015年2月号
・歴史群像2015年2月号/著者インタビュー
・公明新聞2015年1月19日
・しんぶん赤旗2015年1月18日
・朝日新聞(朝刊)2015年1月18日