戸部良一 著
近代国家においてもっとも合理的・機能的な組織であるはずの軍隊が、日本ではなぜ〈反近代の権化〉となったのか。その変容過程を解明する。
2012/7/25 刊行
京極夏彦 著
死んだように生きる男と生きながら死を望む女は、襖の隙からの目筋と嫌悪とで繋がり続ける――山東京伝の名作怪談を現代に甦らせた山本周五郎賞受賞作。
2012/7/25 刊行
堂場瞬一 著
両親を殺された真野亮介は、故郷・汐灘を捨て、喫茶店を営んでいた。ある日、店を訪れた少女が事故で意識不明に。身元を探るため、真野は帰郷するが――。汐灘サーガ第三弾。
2012/7/25 刊行
堂場瞬一 著
父が殺人を犯し、検事になることを諦めた川上譲は、東京で弁護士として仕事に邁進していた。そこに舞いこむ故郷・汐灘からの依頼は、死刑を望む殺人犯の弁護だった。
2012/7/25 刊行
知識人たちの友情と葛藤
竹田篤司 著
西田幾多郎と田辺元という異質な個性の持ち主を中心に展開した近代知性たちの一大絵巻。豊かな学問的達成から、師弟の友情や葛藤までを鮮やかに描く。
2012/7/25 刊行
近代・現代篇七
ドナルド・キーン 著 新井潤美 訳
正岡子規、与謝野晶子、北原白秋、石川啄木、斎藤茂吉らが牽引し、明治期以降、日本の伝統的な短詩型文学である短歌と俳句は新たな発展を遂げる。
2012/7/25 刊行
今邑彩 著
「鬼女伝説」が残る町で、幼い少女が殺され、古井戸から発見された。二十年前に起きた事件と、まったく同じ状況で……。戦慄の長篇サスペンス。
2012/7/25 刊行
松本竣介と私
中野淳 著
静謐な空間に時代の不安定な様相をも描出した夭折の画家松本竣介。親しく過ごした著者が、その思い出とともに没後の評価や日本画壇事情まで綴る貴重な証言。
2012/7/25 刊行
マタギの村から
根深誠 著
下北半島にある小さな山村、畑は一子相伝でマタギの作法が受け継がれてきた村である。今は消滅してしまった畑の伝承を克明に記述した貴重な一冊。
2012/7/25 刊行
大平光代 著
女性初の大阪市助役を務めた後、40歳で結婚。生まれた娘はダウン症だった――。『だから、あなたも生きぬいて』のその後を綴る、波瀾万丈人生の第二章!
2012/7/25 刊行