青雲篇
富樫倫太郎 著
山代屋へ奉公に上がって二年。丁稚として務める一方、幕府未公認の先物取引「つめかえし」で相場師としての頭角を現しつつある吉左は、両替商の娘・加保に想いを寄せる。
2011/8/23 刊行
曙光篇
富樫倫太郎 著
米が銭を生む街・大坂堂島。十六歳と遅れて米問屋へ奉公に入った吉左には「暖簾分けを許され店を持つ」という出世の道は閉ざされていたが――本格時代経済小説の登場。
2011/8/23 刊行
保坂和志 著
「小説論」というのは思考の本質において、評論でなく小説なのだ。小説的に世界を考えるとどうなるのか? 前へ、前へと思考を進める小説論。
2011/8/23 刊行