第Ⅰ部 放浪の戦士3
茅田砂胡 著
軍を解散せよ、さもなくば――国王軍の進撃に恐れをなした改革派は脅迫の手段に出た。苦悩の末、ウォルがリィに難攻不落の城への侵入を託すのだが。
2003/3/22 刊行
山本鈴美香 著
オリビエの裸像が公表され、その背に刻まれた文字は全欧州の知るところとなった。一方、アーサーは次第にオリビエに惹かれてゆく自分を感じはじめる。
2003/3/22 刊行
宮尾登美子 著
江戸料理の老舗・八百善に戦後まもなく嫁いだ深川育ちの汀子は江戸風流の味を蘇らせるべく店の再興に奮闘する。相次ぐ困難に立ち向う姿を描く前篇。
2003/3/22 刊行
小川洋子 著
鞄職人は心臓を採寸し、内科医の白衣から秘密がこぼれ落ちる…時計塔のある街で紡がれる密やかで残酷な弔いの儀式。清冽な迷宮へと誘う連作短篇集。
2003/3/22 刊行
宮尾登美子 著
再興なった老舗・八百善の経営は苦しく、店で働く人々との関わり合いに悩みつつ汀子は明るく努めるが。消えゆく江戸文化への哀惜をこめて描く後篇。
2003/3/22 刊行
宮崎市定 著
父文帝を殺して即位した隋第二代皇帝煬帝。中国史上最も悪名高い皇帝の矛盾にみちた生涯を検証しつつ、混迷の南北朝を統一した意義を詳察した名著。
2003/3/22 刊行
スヴェン・ヘディン 著 西義之 訳
北京からゴビ砂漠を経てハミへ。ウルムチでの幽囚を経て西安へ。最後の大旅行の全行程を「道」をテーマに綴った、西域自動車遠征隊三部作の第二部。
2003/3/22 刊行