藩とは何か
「江戸の泰平」はいかに誕生したか
藤田達生 著
戦乱の世から泰平の世へ。16世紀後半から17世紀前半にかけて、日本社会は激変した。徳川家康が開いた江戸幕府による藩の創出こそが、戦国時代以来の戦乱で荒廃した地域社会を復興させたためである。地方の王者たる戦国大名が、いかにして「国家の官僚」たる藩主へと変貌したのか。本書は家康の参謀・藤堂高虎が辣腕を振るった幕藩国家の誕生過程をたどり、江戸時代の平和の基盤となった藩の歴史的意義を明らかにする。
書誌データ
- 初版刊行日2019/7/22
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102552-4
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書評掲載案内
・週刊ポスト2019年10月4日号/山内昌之(武蔵野大学特任教授)
・信濃毎日新聞2019年9月15日ほか/河野有理(首都大学東京教授)
・東京新聞(朝刊)2019年9月15日ほか(共同通信配信)/伊東潤(作家)
・南日本新聞2019年9月15日/佐藤宏之(鹿児島大学教育学部准教授)
・歴史群像2019年10月号/著者インタビュー
・夕刊フジ2019年8月22日
・週刊ポスト2019年8月16・23日号
・日本経済新聞(朝刊)2019年8月10日
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