禁欲のヨーロッパ修道院の起源
佐藤彰一 著
多くの宗教で、性欲・金銭欲などの自らの欲求を断ち切り、克服することが求められる。キリスト教も同様だが、それではヨーロッパにおける「禁欲の思想」はいつ生まれ、どのように変化していったのか。身体を鍛錬する古代ギリシアから、法に縛られたローマ時代を経て、キリスト教の広がりとともに修道制が生まれ、修道院が誕生するまで――。千年に及ぶヨーロッパ古代の思想史を「禁欲」という視点から照らし出す意欲作。
書誌データ
- 初版刊行日2014/2/25
- 判型新書判
- ページ数296ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102253-0
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書評掲載案内
・史学雑誌2016年1月号/内川勇太
・みすず2015年1・2月号/梅津順一
・週刊文春2014年8月7日号/鹿島茂(フランス文学者・明治大学国際日本学部教授)
・毎日新聞(朝刊)2014年6月8日/本村凌二(早稲田大学特任教授)
・日本経済新聞(朝刊)2014年4月20日
・週刊朝日2014年3月21日号/青木るえか
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