

君たちが教えてくれたこと
松永正訓 著
助からないケースのほうが多い「小児固形がん」。小児外科医の筆者は、闘病する子どもたちや患者家族と濃密なやりとりを重ねながら、どんな治療を施し、過程で何を考えてきたのか? …
2025/11/28 刊行

矢野健太郎 著
"人間が数を数えられるようになった時代から、整数の計算の規則を考え出し、負の数、分数、小数、無理数、複素数を考えるにいたるまでの歴史をたどる「数の生い立ち」。多数の図版や…
2025/11/28 刊行

敗戦からコロナ後まで
安岡健一 著
アジア・太平洋戦争による壊滅から経済大国化し、不動の国際的地位を築いたものの、「失われた30年」で低迷する日本。豊かにはなったが、所得や地域間の格差、世界の〝最先端?を行…
2025/11/20 刊行

保坂祐希 著
尽くしてきた義母に、金を盗んだと疑われた初江。都内にいくつもビルを所有するが、孤独な茉莉。そして、ある事情から船内で働き続けている早苗。65歳の女性3人が、辛い日常を忘れ…
2025/11/20 刊行

島﨑今日子 著
2023年4月8日に87歳で死去した作家、富岡多惠子の評伝。54年をともに暮らした夫、現代美術家・菅木志雄へのインタビューを中心に、文学者や編集者など、親交の深かった関係…
2025/11/20 刊行

勝目梓 著
59歳の小説家・片山が出会ったのは、21歳のホステス・千穂子だった。二人は恋愛関係となるが、千穂子の若く奔放な肉体を前に、片山は激しい嫉妬と自身の老いに煩悶する…やがて二…
2025/11/20 刊行

帰属、愛国、排外主義の正体
中井遼 著
民族や国民をめぐる心の働きを強め、再生産するナショナリズム。帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。世界で猛威をふるう排外主義・右派躍進の正体とされるが、なぜ同胞愛は…
2025/11/20 刊行

詩から法律まで、論理的に正しく理解する
伊藤氏貴 著
あふれる情報の中で時間に追われ、なおかつプレゼン能力が重視される昨今、読むという行為が疎かになっていないだろうか。本来、書き手の意図を正しく汲み取れて、初めて議論や思索は…
2025/11/20 刊行

二十三時の夜食カフェ
古内一絵 著
「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャール。そん…
2025/11/20 刊行

新版
有吉佐和子 著
大工修業中の甚三郎に、見合い話が持ちかけられる。相手は、節約第一を家訓とし二百年以上栄えてきた材木問屋「真砂屋」の娘・お峰。互いに惚れあい結ばれた二人の前に、数々の困難が…
2025/11/20 刊行

三島由紀夫伝
猪瀬直樹 著
三島生誕100年・没後55年。近代日本の官僚制と天才作家の逃れられざる宿命とは――樺太庁長官を拝命しつつ不遇の晩年を過ごした祖父。農商務省で岸信介と同期だった消極的ニヒリ…
2025/11/20 刊行

本能寺の変
岩室忍 著
武田勝頼をはじめ武田軍の名だたる武将の首が信長の元に届けられる。戦勝祝いのために大名や公卿たちが次々に駆けつけ、安土城は賑やかだ。しかし、朝廷では名実ともに天下人となった…
2025/11/20 刊行

佐藤青南 著
都内のアパートで殺人事件が発生。捜査一課の音喜多弦は、絶対音感を持つ鳴海桜子刑事と再会し、バディとして捜査を開始する。被害者の足取りから、セレブのホームパーティに辿りつく…
2025/11/20 刊行

秋山真志 著
飴細工師・俗曲師・銭湯絵師・幇間・見世物師・イタコ・蝋人形師・チンドン屋。時代の流れとともに「職業」も変遷と興亡を繰り返してきた。昭和から平成、そして令和へと移ろうなかで…
2025/11/20 刊行

伊藤桂一 著
・直木賞作家が、自作にもとづいてやさしく解説する、実践的文章読本。・著者は、講談社フェーマススクールズ文芸講座、読売文化センター小説講座の講師を20年にわたり務めてきた。…
2025/11/20 刊行

渡辺優 著
ある日、突然、カラスが言った。「横山さん、第一森林線が突破されました。至急連絡をください」僕は横山ではなく、森林線も知らない。職場と家の往復だった日常に迷い込んだカラスに…
2025/11/20 刊行

田中ひかる 著
明治23年(1890)、横浜港を出航したドイツ汽船に乗っていた唯一の日本人女性、高橋瑞。ドイツへの女子留学生、それも私費で渡ったのは瑞が最初だった――。 嘉永5年(18…
2025/11/20 刊行

川上未映子 著
2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。長らく忘却していた20年前の記憶――…
2025/11/20 刊行

川上未映子 著
17歳の夏、「黄色い家」に集った女たちの共同生活は、ある死をきっかけに瓦解し……。世界各国で翻訳刊行中!孤独な少女の闘いを渾身の力で描ききった最高傑作。
2025/11/20 刊行

川上未映子 著
人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか――。ニュース記事で知人女性による監禁・傷害事件を知った花。彼女たちと疑似家族のように暮らした20年前の記憶が甦る。本屋大賞ノミネート。読…
2025/11/20 刊行

イスラーム革命から核問題、対イスラエル戦争まで
黒田賢治 著
"1979年にホメイニ―師を中心とした革命で発足したイラン・イスラーム共和国。シーア派の理論に基づいた体制を敷き、中東でも反アメリカ、反イスラエルの急先鋒として存在感を示…
2025/11/20 刊行

坂岡真 著
かつて長尾勘兵衛が改心させた、元掏摸の女が火付けの罪で捕まった。誰かの罪を被ってのことと確信するも救うことができず、火炙りに処される女から、産んだばかりの赤子の名とお守り…
2025/11/20 刊行