王冠への忠誠と自由な連合
小川浩之 著
イギリスと、過去にその帝国支配下に置かれた国々が中心となり形成される自由な連合=英連邦。本書では、この独特の存在を通して、イギリス帝国の着地点を探り、帝国後のソフトパワー…
2025/9/30 刊行
野村喜和夫 著
錯綜する幻覚的ヴィジョンの構造、分裂した自己像への視座、象徴主義の秩序を超えていく言葉のエネルギー、巧妙な自己笑劇化の装置‥そして「詩を書かなくなった詩人」としての晩年。…
2025/9/30 刊行
矢月秀作 著
※中公文庫「もぐら」シリーズ全7巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ある事件で相棒と愛する妻と娘を失い表社会から姿を消した、元警視庁組織犯罪対策部の影野竜司。…
2025/9/30 刊行
矢月秀作 著
※中公文庫「もぐら新章」シリーズ全4巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※大人気ハード・アクションシリーズ、第2シーズン!「もぐら」こと影野竜二の息子・竜星は、…
2025/9/30 刊行
制約と実存
塩塚秀一郎 著
ポーランド出身のユダヤ系移民の子としてパリに生誕したペレックは、第二次世界大戦によって戦争孤児となり、想像を絶する人生の断絶を体験した。やがて作家として歩み出すと、実験文…
2025/9/30 刊行
松村由利子 著
「情熱の歌人」と呼ばれる与謝野晶子は、短歌だけでなく、詩、社会評論、童話・童謡など、さまざまな分野で多くの仕事を成し遂げた。しかしその活躍が多岐にわたるがゆえに、「君死に…
2025/9/30 刊行
国務長官回想録
ジョン・ダレス 著/大場正史 訳
対日講和に奔走し、アイゼンハワー大統領下で国務長官として冷戦外交を主導。第二次世界大戦後の混乱する世界情勢に鑑みて、NATO(北大西洋条約機構)やOAS(米州機構)設立の…
2025/9/30 刊行
戦史に学ぶ決断の時機と方策
齋藤達志 著
ガリポリ(WWⅠ)、ダンケルク(WWⅡ)、スターリングラード(WWⅡ)、ガダルカナル、インパール、キスカ‥各戦地において、政府と軍統帥機関、そして現場指揮官が下した決断と…
2025/9/30 刊行
ヴァティカンをめぐる医学史
小長谷正明 著
カトリックの頂点に立つローマ教皇は、宗教上の指導者であるだけでなく、しばしば世俗君主として権勢を振るった。執務上のストレスや贅沢な食事などから高血圧や痛風を患った例も数多…
2025/9/30 刊行
グリモ・ドゥ・ラ・レニエール 著 伊藤文 訳
招待者の使命とは? 訪問客の心得とは? 食卓の粋な会話とは? B=サヴァランに先駆けて料理評論を創始した稀代の美食家が、皮肉や諧謔をこめて説く究極のもてなしの哲学。初邦訳…
2025/9/30 刊行
開発・民主化・民主主義再考
岩崎育夫 著
先進国から途上国まで、民主主義体制から一党独裁、軍政、王政まで多種多様なアジア諸国。開発体制・民主化・民主主義の三つの視点から横断的に分析し、アジアとは何かを問い直す。
2025/9/30 刊行
チャーチル、ローズヴェルト、ハリマン 父娘の愛と戦争の物語
キャサリン・グレイス・キャッツ 著/砂村榮利子 訳
三大国の思惑が入り乱れるヤルタ会談を舞台に、尊大・放縦な「父」を支え、機転と才覚により協定を成立へと導いた英首相チャーチル次女・セアラ、米大統領ローズヴェルト長女・アナ、…
2025/9/30 刊行
ドストエフスキー 著/江川卓 訳
ドストエフスキー作品の謎に最も迫った翻訳者・江川卓による魂の訳業、初文庫化。大審問官の問い、ゾシマ長老の死……カラマーゾフ(黒塗)家の一族をめぐる壮大な愛憎劇は、やがて殺…
2025/9/30 刊行
岡田温司 著
特異な歴史性をまとうイタリアは、現代思想に独特の介入を続けてきた。観念よりも具体的な問題に関心が向かい、生政治、神学の世俗化、否定の思考等を巡る強力な思考が繰り広げられて…
2025/9/30 刊行
大笹吉雄 著
岸田戯曲賞に名を残す岸田國士とは何者か。その多くの遺作群が上演されるたびに話題になるのはなぜか。岸田の目指した「文学の立体化」はどこまで可能か。真の岸田像を提出する―!
2025/9/30 刊行
山内昌之 著
90年代から「帝国の解体」は始まっている。21世紀の世界はどのような規範や秩序を持つのか。イスラーム外交を手がかりに新生する規範や秩序を考究し、併せて日本外交の可能性を大…
2025/9/30 刊行
アンドルー・ターンブル 著/永岡定夫/坪井清彦 訳
「作家の評伝として最高の出来映え」(AP通信)と賞賛されたフィッツジェラルドの決定版伝記を完全復刻。
2025/9/30 刊行