岩室忍 著
信長の天下布武を目指す戦いが各方面で続くなか、摂津守護の荒木村重が毛利に通じて謀反を企てる。また、木津川では毛利水軍と信長が造らせた鉄甲船が激突!天下の形勢は一気に信長へと傾いていくが、一方で朝廷との関係は緊張が続いていた。自身の力を示すため、信長は京都での馬揃えを計画する――。信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説! 大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。文庫書き下ろし。全八巻、隔月発売予定。