ホーム > 電子書籍 > 大田昌秀―沖縄の苦悶を体現した学者政治家
野添文彬 著
沖縄戦で鉄血勤皇隊として死線を彷徨い、戦後は早稲田大学、米国に留学、琉球大学で沖縄戦・沖縄学の教鞭を執った大田昌秀。米統治下から論壇で活躍し、1990年、知事当選後は米軍基地問題と対峙する。 冷戦終結後の新たな日米関係が求められる中、米兵による少女暴行事件が勃発。高揚する民意と日本政府との間で解決を模索するが、3度目の知事選で敗北する。 百冊以上の自著で沖縄の苦悩を記し、沖縄現代史と共に歩んだ生涯。