新装版
鈴木英治 著
帰郷した重兵衛が重臣たちに隠居の覚悟を告げている頃、その諏訪家に向けて、将軍の御朱印状が江戸を出立した。この使いの行列が、重兵衛出奔の端緒となった市之進斬殺や、忍びによる…
2017/9/30 刊行
永瀬隼介 著
閑古鳥が鳴く新宿のバー兼探偵事務所「あなたのシュガー」。だが、謎の美女が訪れた夜から、龍二と秀之進は政界の怪物に接近することに。その男はカリスマ性と〝あるもの〟によって日…
2017/9/29 刊行
玄葉光一郎/福山哲郎/玉木雄一郎/山尾志…
ジャーナリストの田原総一朗氏が、民進党の玄葉光一郎氏、福山哲郎氏、玉木雄一郎氏、山尾志桜里氏に迫る緊急討論「なぜ私たちは支持を得られないのか」。野田佳彦民進党幹事長(当時…
2017/9/25 刊行
佐々木常夫/岡田康子/菊地正憲 著 中竹…
佐々木常夫氏「聞くが8割、話すが2割 和やかに勝利する組織を作る」、岡田康子氏「パワハラ命名者が教える職場のNG集」、菊地正憲氏のルポ「円滑な職場関係はどこで狂ってしまっ…
2017/9/25 刊行
水村美苗/会田弘継/宇野重規/三上喜貴/…
水村美苗氏(作家)インタビュー「言語の植民地化に日本ほど無自覚な国はない」、会田弘継青山学院大学教授・宇野重規東京大学教授による対談「“ポスト真実”時代の言語と政治」、三…
2017/9/25 刊行
大門剛明 著
手には大型ナイフ、血まみれの着衣。殺人現場付近の監視カメラは敏腕検事・田島の衝撃の姿を捉えていた。絶対的な証拠が揃う中、田島は無実を訴えたきり口を閉ざす。田島の下で働いて…
2017/9/25 刊行
金子光晴初期紀行拾遺
金子光晴 著
どの村落にも村落のどの小さい家にも世界の波動はうちつけ、衝撃しているのだ。ただ私は旅行者なので、通り過ぎるものなので、それに気づかずにすませるのだ――妻・三千代の不倫を清…
2017/9/25 刊行
内田百閒 著
朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は山海の珍味に舌鼓をうつ。ご存じ食いしん坊百閒先生が、幼年時代の思い出から戦中の窮乏生活、また知友と共にした食膳の楽しみに至るまで…
2017/9/25 刊行
内田百閒 著
ふとした縁で家で育てながら、ある日庭の繁みから消えてしまった野良猫の子のノラ。ついで居つきながらも病死した迷い猫のクルツ――愛猫さがしに英文広告まで作り、「ノラやお前はど…
2017/9/25 刊行
古内一絵 著
英国でこの世を去った大伯母・玉青から、高級住宅街にある屋敷「十六夜荘」を遺された雄哉。思わぬ遺産に飛びつくが、大伯母は面識のない自分に、なぜこの屋敷を託したのか? 遺産を…
2017/9/25 刊行
町田康 著
人はなぜ人を殺すのか――。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四…
2017/9/25 刊行
闕所物奉行 裏帳合(一)
上田秀人 著
遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。事件を発端に不可解な殺人が続発、そこには水戸藩の思惑と幕府の陰謀が入り乱れて…
2017/9/20 刊行
横浜市立南高附属中が「公立の星」になった理由
高橋正尚 著
受験人気がヒートアップ。名門私立を蹴って入学する生徒も続々。新設の公立中高一貫校が、全国にその名を轟かせるのはなぜか? 最初は教科書を使わない独自の授業で、中3段階の英検…
2017/9/8 刊行
読売新聞経済部 著
長期的な衰退傾向、TPPの不透明化……日本の農業はどうなる? いったい10年後に誰が田んぼや畑に出るのか? 一方で、意欲ある農家が経営を意識した取り組みを始めている。「岩…
2017/9/8 刊行
泉麻人 著
散歩をしていると、大通りから古い道が枝分かれするようなポイントに出くわすことがある。道幅はちょっと狭くて、ひなびた商店が奥の方に何軒か見える。散歩愛好家というのは気まぐれ…
2017/9/8 刊行
池井戸潤 著
その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘…
2017/9/5 刊行
山崎ナオコーラ/原田ひ香/小川洋子/藤野…
■連載小説小川洋子「あとは切手を一枚、貼るだけ」(三通目)■連載長編小説原田ひ香「節約メリーゴーランド」(第3回)山崎ナオコーラ「偽姉妹」(第4回)■連作短編小説朝比奈あ…
2017/9/1 刊行