iPS細胞不可能を可能にした細胞
黒木登志夫 著
2006年、山中伸弥は、たった4種類の遺伝子によって大人の細胞が、未分化の細胞に初期化することを発見した。それから8年余、iPS細胞は、脳や肝臓、そして、アルツハイマー病の細胞をシャーレの中に再現した。難病の治療薬開発、黄斑変性、パーキンソン病、骨髄損傷などの再生医療も現実となった。不遇の時代、山中伸弥を力づけた『がん遺伝子の発見』(中公新書)の著者が、iPS細胞の生い立ちとその応用に迫る。
書誌データ
- 初版刊行日2015/4/25
- 判型新書判
- ページ数304ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102314-8
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書評掲載案内
・日本経済新聞(朝刊)2015年7月12日/渡辺政隆(筑波大学教授)
・東京新聞(朝刊)2015年6月14日
・週刊東洋経済2015年5月23日号
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