『中央公論』名編集者の生涯
杉森久英 著
明治末から大正にかけて『中央公論』主幹を務めた滝田樗陰。低迷する雑誌に文芸欄を設け文壇の登竜門にまで押し上げ、吉野作造を起用して大正デモクラシーの時代を招来した、名編集者…
2017/5/31 刊行
新装版
鈴木英治 著
浪人が殺され、二百両はするという名刀が奪われた。同心の河上惣三郎は、刀剣道楽の数寄者の線を洗い始める。一方、重兵衛の頭の中は、ある男のことで一杯だった。親友と弟の仇・遠藤…
2017/5/31 刊行
刑事の挑戦・一之瀬拓真
堂場瞬一 著
捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るた…
2017/5/31 刊行
阿川弘之 著
鉄道・自動車・飛行機・船と、乗りもの全般に並々ならぬ好奇心を燃やす著者が、「紳士たち」との旅と交友を綴る。突如自動車教習所に通いはじめた吉行淳之介、著者の運転に御機嫌の志…
2017/5/31 刊行
地球連邦の興亡
佐藤大輔 著
「いらっしゃい。地獄へようこそ。ここはなにもかもが楽しくなってくるほど腐ってますよ」 開発途上の植民惑星に降り立った学術調査団が、内戦激化を理由に保護を要請してきた。地球…
2017/5/25 刊行
道場六三郎 著
日々の経験から作り出される、家庭それぞれの「おかず」は、余分がそぎおとされ、重厚なおいしさが光る宝ものです――。肉じゃが、きんぴらごぼうから、気転の効いた小皿まで。人気料…
2017/5/25 刊行
羽生善治/酒井邦嘉 著
人工知能を活用して生活する将来を、棋士の羽生善治さんと、言語脳科学者の酒井邦嘉さんが対談。
2017/5/25 刊行
片山善博/石破茂/田中良/葉上太郎/池田…
返礼品競争の過熱で、ふるさと納税額は増加の一途をたどる。寄付した人は返礼品がもらえてお得、寄付された自治体は収入アップと一見いいことばかりだが、このツケはどこにまわってい…
2017/5/25 刊行
藻谷浩介/牧野知弘/野澤千絵/菊地正憲 …
人口は急減し、空き家は増え続けているというのに、都市部ではタワーマンションの建設ラッシュが止まらない。大都市の「空き家」問題は解決どころか拡大の一途だ。やめられない、止ま…
2017/5/25 刊行
死ぬまで「声」で食う極意
岩田光央 著
いまや「憧れる職業」として上位に挙がる「声優」。アニメや洋画吹き替えなど、従来の裏方的な仕事に加え、テレビ・ラジオにイベント、さらに歌、舞台など活躍の幅が広がっている。し…
2017/5/12 刊行
「民意」と「政治家」を問い直す
待鳥聡史 著
有権者が選挙を通じて政治家を選び、政治家が政策決定を行う。これが代議制民主主義の仕組みである。議会の発展、大統領制と議院内閣制の確立、選挙権の拡大を経て定着したこのシステ…
2017/5/12 刊行
あなたは監視されている
大村大次郎 著
政治家をも黙らせる最強官庁。天下の財務省のパワーの源泉でもある。映画『マルサ』は有名だが、実際にはどういう組織なのか? 現場の税務署員たちはどういう人々か?マイナンバーの…
2017/5/12 刊行
自立分散への挑戦
河野博子 著
風力、太陽光、小水力など自然資源を使った「小さいエネルギー」。この電力で地域内の暮らしをまかなう試みの最前線に迫る。宮城県東松島市、山形県庄内町、鹿児島県甑島、岩手県紫波…
2017/5/12 刊行
森村誠一 著
親の反対を押し切って上京した七条由香が、死体で発見された。重要参考人として連行されたのは、隣室の住人・北前真司。犯行を自供するも、不審を抱く警視庁捜査一課の棟居弘一良と北…
2017/5/10 刊行
前田司郎/青山七恵/畑野智美/藤野可織/…
一挙に3作品が最終回を迎えました。ラストの余韻をお楽しみください。<連載長編小説>■畑野智美「大人になったら、」(最終回)■前田司郎「異常探偵 宇宙船」(最終話)<連作短…
2017/5/1 刊行