辰野隆 著
建築家辰野金吾を父に持ち、名随筆家としても知られる仏文学者が、同窓の谷崎、師として仰ぐ露伴・鴎外・漱石らとの思い出を綴る。昭和初期から戦後までに交流した多才な文学者の素顔…
2015/6/30 刊行
吉田茂 著
引退後ほどなく、政治の「貧困」を憂いつつ未来への希望をこめて綴ったエッセイ集「大磯随想」。その最晩年に、マッカーサーやアデナウアー、ケネディら内外の政治家を回想し、日本外…
2015/6/26 刊行
高級参謀の手記
八原博通 著
太平洋戦争時、日本で唯一地上戦が展開された沖縄戦の全貌。四十三年ぶりに復刊した本書は、十八万の米上陸部隊を迎え撃ち潰滅した第三十二軍司令部唯一の生き残りである著者が苛烈な…
2015/6/26 刊行
司馬遼太郎 著
近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一から妖しい前髪の美剣士や薩摩の間者……。混沌たる状況を切り、斃れていった隊士一人一人の哀歓を冴え冴えと浮彫りにする名作。
2015/6/26 刊行
森村誠一 著
花形部署でエースとして活躍していた山名功は、突然、関連企業のゴルフ場への異動を言い渡される。さらに、妻から離婚を切り出され、彼女の背後に男の存在を感じたが、その申し入れを…
2015/6/25 刊行
マリアナ奪回指令
横山信義 著
ルソン島海戦で戦勝するも一層激化するマリアナ・硫黄島間の攻防戦。一方欧州では、独工業地帯を空襲するB17の前に、絶大な速度と火力を誇るジェット戦闘機Me262が大挙出現し…
2015/6/25 刊行
核の脅し
大石英司 著
九州南部に上陸した中国空挺兵の多くは、着地点を誤り分散したことで、自衛隊や地元〈義勇軍〉に殲滅された。しかし、孤立しながらも生き残った兵たちは、劣勢な中で生き抜くため、数…
2015/6/25 刊行
大石英司 著
三陸沖で中国軍人から救難依頼が舞い込んだ。海中に浮かんでいた彼らは記憶を失い、しかも何かに怯えている。自衛隊により近くに浮かぶ不審船の捜索が行われたが、海自の特警隊一個小…
2015/6/25 刊行
大石英司 著
三陸沖海底に沈む謎の船の真上に、突如として現れた無人の貨物船。船内に潜む〈敵〉を制圧するため、自衛隊特殊部隊《サイレント・コア》が同船に乗り込むが、これまで数々のミッショ…
2015/6/25 刊行
喜多喜久 著
体調不良を引き起こす呪いの藁人形、深夜の研究室に現れる不審なガスマスク男、食べた者が意識を失う魅惑の《毒》鍋。次々起こる事件を、Mr.キュリーこと沖野春彦と庶務課の七瀬舞…
2015/6/25 刊行
第Ⅰ部 放浪の戦士3
茅田砂胡 著
緒戦の大勝利に沸く兵士たち。しかし国王の陣幕だけが重く沈んでいた。軍を解散せよ、さもなくば――敵は養父・フェルナン伯爵を盾にした露骨な脅迫にでたのだ。大義か? ペールゼン…
2015/6/25 刊行
角田光代 著
不意の出会い、気まぐれや衝動。無数の偶然に促されて、私たちみんな、進んでいく。自分にしかたどり着けない、見知らぬ場所に向かって――幼い頃、泰子の家でいっとき暮らしをともに…
2015/6/19 刊行
小手鞠るい 著
幼なじみの鏡子とさやかは、鏡子の元恋人・耕太を巻き込むささいな諍いをきっかけに絶縁。互いに別々の道を歩み始める。鏡子はニューヨークでジャズピアニストに、さやかは岡山でシン…
2015/6/12 刊行
「ニッポン大好き」の秘密を解く
中島恵 著
ついに株価が2万円を突破するなかで、「勝ち組」「負け組」企業がはっきりしてきた。ベアアップに沸く会社がある一方で、かつての超優良企業が予想外の苦戦に喘いでいる。そこで問わ…
2015/6/12 刊行
太田忠 著
「あのとき買っておけば」「売っておけば」「始めておけば」「辞めておけば」。株でいつも後悔する人、必読! 社会常識が通用しない、投資の世界の”常識”。そのすべてをアナリスト…
2015/6/12 刊行
内藤誼人 著
人生で最も有意義なスキル、それが「同性にモテる技術」だ! 1万人を対象に調査した結果、「人間関係の能力」こそが成功するかどうかの85%を決定付けていたという(本文より)。…
2015/6/12 刊行
朝比奈あすか/木村紅美/長嶋有/山下澄人…
<連載長編小説>■朝比奈あすか「少女は花の肌をむく」■木村紅美「まっぷたつの先生」■長嶋有「三の隣は五号室」■山下澄人「壁抜けの谷」<連作短編小説>■松田青子「おばちゃん…
2015/6/1 刊行