玄侑宗久/岸本葉子 著
僧侶でもある作家と、がんを体験したエッセイストが、般若心経、不動智神妙録、ユング心理学、量子論や心と体、生老病死について、一年間にわたり自在に思いを綴り合った往復書簡集。
2014/10/25 刊行
斎藤隆夫 著
二・二六事件の熱さめやらぬ昭和十一年五月、議会での「粛軍演説」で喝采を浴びた民政党議員・斎藤隆夫は、四年後に「支那事変処理」についての質問演説を問題視され除名処分を受けた…
2014/10/25 刊行
ひみつの放課後委員会Ⅰ
岡野めぐみ 著
高校生・諒一はある日、自分が小学校の委員長時代に作った委員会室の鍵を拾う。届けた母校で、彼の代の委員長は二人だったのではないかと訊かれ、驚愕する。「もう一人の委員長」、そ…
2014/10/25 刊行
ねじめ正一 著
還暦を迎えたら、無理をすることが大切である。初めてのタカラヅカに圧倒され、ジュリーの還暦コンサートでロックし、深夜に娘と二人カラオケ。そんな、人生の後半戦をジタバタしてい…
2014/10/25 刊行
今邑彩 著
見知らぬ女性からの留守電、真実を告げる椿の花、不穏に響く野鳥の声……ささいなことから平和な日常が暗転し、足元に死の陥穽が開く。戦慄に満ちたオリジナル短篇集。没後なお読者を…
2014/10/25 刊行
朔月京物の怪語り
沙藤菫 著
桃花奪還に失敗し、ばらばらになってしまった登花楼の仲間たち。一人取り残されて途方に暮れる伊織を救ったのは、月白への反発から彼女を刺した春時雨だった。竜の祭殿で怪我を癒しな…
2014/10/25 刊行
空なき世界〈アルミナ〉
九条菜月 著
真琴は留守がちの父と慎ましい下宿暮らし。家族同然の住人たちのおかげで寂しさを感じることなく過ごしていたが、突然「兄」と名乗る青年が現れた。戸惑う真琴。その上、兄と下宿人の…
2014/10/25 刊行
角本良平 著
20世紀最大の国家事業、新幹線建設。時速200キロ実現までの試行、安全運転のための自動列車制御装置の開発、列車妨害対策、ルート選定、用地買収交渉など、最先端の技術・設計思…
2014/10/25 刊行
明野照葉 著
尽くし続ける女が鬼になる瞬間。誰にもかえりみられぬ女がほくそ笑む理由。美貌と富に恵まれた貞淑な妻の素顔――社会の狭間で生き抜く女たちは、今日もしたたかに、密やかに闘い続け…
2014/10/25 刊行
小手鞠るい 著
夫の誠一郎、愛犬の茶々とともにアメリカで暮らす鈴子。病に倒れた母を見舞うため、日本への里帰りを決めた矢先、雪嵐で停電に……。雪に覆われた闇のなかで甦るのは、甘酸っぱい約束…
2014/10/25 刊行
西澤保彦 著
撮影時点の四年前に亡くなっていた同級生が写りこんだ古い写真。これは心霊写真か、それとも……? 同じ文芸部から美少女高校生作家として鮮烈なデビューを飾った彼女の、突然の怪死…
2014/10/25 刊行
ヘルパー探偵誕生
愛川晶 著
両親の破産で一家離散となった淳は、浅草の元名探偵・成瀬老人宅の居候となる。そこへ偶然ヘルパーとして現れたのが、かつて淡い恋心を抱いていたヤンキーの先輩・中本葉月。淳は葉月…
2014/10/25 刊行
ナイトランナーⅤ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
錬金術師の館から、禁書を盗み出す! アレクたち・キアナリ・謎の集団――リーカロを巡る三つ巴の戦い、決着!《竜の友》からセブラーンについての助言を受けたアレクとサージル。次…
2014/10/25 刊行
ナイトランナーⅤ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
《竜の友》の助言を求め、追放された故郷へ! 平穏な暮らしを阻む力に、アレクとサージルは……。アレクの血肉から作られ、癒しと破壊の力を持つリーカロ。セブラーンと名付けた子ど…
2014/10/25 刊行
常見陽平 著
リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、日本人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼし…
2014/10/24 刊行
安定成長期から3・11後まで
鳥原学 著
1970年代半ば、消費社会が爛熟するなか『an・an』を筆頭にヴィジュアル雑誌が次々と創刊。新しい写真家たちが陸続と登場する。さらに『写楽』『写真時代』『FOCUS』の売…
2014/10/10 刊行
幕末維新から高度成長期まで
鳥原学 著
19世紀半ば、日本へ輸入された写真。日露戦争を経て新聞・出版メディアが拡大するなか報道写真が成長。第二次世界大戦時にはプロパガンダに利用され、また敗戦直後には「マッカーサ…
2014/10/10 刊行
キレイゴトぬきの教育入門
諏訪哲二 著
モンスター親、体罰、いじめ、学力向上……学校には課題が山積し、教師バッシングはいや増すばかり。だが、「教師は聖職者」だなんて絵空事を誰が言った? 現場一筋を貫いた元祖「プ…
2014/10/10 刊行
「名物教授」と「サラリーマン予備軍」の実力
橘木俊詔 著
「京大を蹴って阪大!?」「一橋商vs経」「早vs慶」「Ph.D.の値打ち」「なぜノーベル賞受賞者数ゼロか?」「底辺大は“実務偏差値”を上げよ」等々のトピックから、政策論議…
2014/10/10 刊行
赤阪清隆 著
理想に燃える人材か、矛盾だらけの「ひ弱な貴族」か――著者は4つもの主要国際機関で17年間にわたり活躍した稀有な日本人。潘基文国連事務総長を支えた体験などをもとに、グローバ…
2014/10/10 刊行