バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
バンダル・アード=ケナードに契約を迫る謎の老人は、目的も行き先も誰を護り誰が敵なのかを話そうとしない。答えのかわりに差し出される金貨の詰まった革袋――シャリースは決断する…
2008/6/27 刊行
不浄
海原育人 著
パン屋の下働き、少年プラスはある日、畑で妙~に前向きな生きた死体(リビングデッド)を掘り当ててしまい!?――第三回C☆Novels大賞特別賞受賞作家・海原育人、待望の新シ…
2008/6/27 刊行
大石英司 著
択捉島にロシア連邦保安庁の特殊部隊が潜入。RPGの核ミサイル攻撃で日本の防空指揮所が潰滅した。ついに戦術核を投入し反攻に転じたロシア軍に対し、日本側主力は後退を余儀なくさ…
2008/6/27 刊行
The Spirits of Tools
森博嗣 著
道具や手法ではない。工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだ――小説執筆も物作りの一つと語る著者が、そ…
2008/6/27 刊行
加野厚志 著
時は幕末。腑分けを生業とする蘭学医玄庵のところに、風流な文が届いた。約束の場所に出向くと、紅梅の下に血の花びらを散らした、若い女の無惨な死体が。次々起こる切り裂き魔の犯行…
2008/6/27 刊行
加野厚志 著
江戸でのんびり過ごしていた玄庵に、一橋慶喜から密命がくだる。上意討ちにあった清河八郎の手元から消えた倒幕連判状を処分してほしいというのだ。連判状の行方を追って京の都まで足…
2008/6/27 刊行
多崎礼 著
「世界を蝕む文字は、私の意志なのではないのか?」――スペルの回収が進み、記憶を取り戻すに連れ、沈む〈姫〉。だったら私は何者なのだろう? なぜ世界の滅亡を望んだりしたのだろ…
2008/6/27 刊行
邱永漢 著
「私が大食漢であるかどうかは知らないが、食べることに人一倍熱心で、年期の入っていることは確かであろう」──五十年間、一食たりともおろそかにせず、食事中も次の食事の事を考え…
2008/6/27 刊行
辻邦生 著
限りある生を惜しみ、その〈永遠の姿〉を地上にとどめようと描き続けるボッティチェルリだが、あるがままに描くという時代の流行との差異に苦悩する日々が続いていた。そんなある日、…
2008/6/27 刊行