神坂次郎 著
鯛の寸法計り、風呂桶運び、書物の揺さぶり……奇妙な仕事に従事して戦国から江戸にかけての世を生き抜いた男たち。決して派手な活躍はしなかった歴史の中の無名者たちの哀歓をつづっ…
2008/2/28 刊行
大石英司 著
「北方領土の無血占領」という奇跡から一夜。武力奪還を目指すロシアは戦爆連合部隊を派遣する。オホーツク海での交戦の末、自衛隊パイロット二名がサハリンへ漂着。サバイバルの行方…
2008/2/22 刊行
粕谷知世 著
お雛様や、お人形とも話せた幼い日々、病弱な弟を抱える家族の中で、ひとり孤独を感じていた頃、将来が見えず惑い苛立った思春期。少女・風美にめぐる季節を切り取り、誰もが、心のな…
2008/2/22 刊行
塩尻~妻籠
笹沢左保 著
木枯しの音を道連れに、中山道を足まかせ。宿場に巣くう悪人たちに、独り敢然と立ち向かう。行く手は白刃の修羅のなか――孤高の一匹狼、木枯し紋次郎が木曽路を往く。名作「街道シリ…
2008/2/22 刊行
佐々木高行日記にみる明治政府と宮廷
笠原英彦 著
維新の一大理念であるはずの天皇親政は、明治政府誕生後間もなくして形骸化した。事態を憂慮した天皇側近の元田永孚、佐々木高行らの侍補グループは、名実ともに実効ある親政とすべく…
2008/2/8 刊行