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荒海の槍騎兵3

C★NOVELS

荒海の槍騎兵3
中部太平洋急襲

横山信義 著

集結した連合艦隊の猛反撃により米英主力は撃破された。太平洋艦隊新司令長官ニミッツは大西洋から回航された空母群を真珠湾から呼び寄せ、連合艦隊の戦力を叩く作戦を打ち出した!

カバー:高荷義之
刊行日:2020/12/22
新書判/240ページ/定価:本体1000円(税別)
ISBN978-412-501423-4


あらうみのそうきへい
ちゅうぶたいへいようきゅうしゅう


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コメント

「我が日本は、上が下に甘える国ではないか」
 というのが、最近、戦史等を紐解いて感じることです。
「日本軍は、下士官、兵は優秀だが、上層部は落第だった」
 という連合軍の評価がありますが、なまじ現場の人たちが優秀だから、上が甘えてしまう。
 軍歌「父よあなたは強かった」の「泥水すすり草を噛み」「十日も食べずにいたとやら」という歌詞を聞いた欧米の人が「反戦歌ではないのか」と言った、という話があります。
 補給が途絶し、前線で苦しむ兵士の姿を歌っているわけですから。
 歌の趣旨は「日本兵の頑強さの宣伝」だそうですが、私には「軍上層部の甘え」を、兵士の頑強さにかこつけて、正当化しているようにも取れます。
 この「上が下に甘える体質」は、今も変わっていないように思います。
 今年(2020年)春から始まったコロナ禍では、「春節前の、中国人の入国全面禁止」という措置を選択した台湾が最大の効果を上げましたが、日本政府はこの選択をしませんでした。
 国民の健康よりも中国政府の御機嫌取りを優先し、国内にコロナ患者を多数発生させたことに加えて、経済にも甚大な打撃を与えたのです。
 この選択をした政治家や官僚の頭の中にも「下に対する甘え」があったのではないか。
「パンデミックが起きても、医療従事者や国民が頑張って、何とかしてくれるさ」
 それが、政治家や官僚の考えだったのではないか。
 私には、そんな気がしてならないのです。

〔横山信義/2020年12月〕

BOC
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