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サルスベリがとまらない
新井素子 著
『ヒカルの碁』をきっかけに、四十歳を過ぎてから夫婦で始めた囲碁。子供の頃から親しんでいれば直感的に理解できただろう定石や用語に頭を悩ませつつ、上達していく喜びを綴るエッセイ。初心者にもよく分かる囲碁コラムも満載! 「祝 還暦! 夫婦対談」を巻末に付す。
2020/10/22 刊行
春風篇
宮城谷昌光 著
秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。一商人から宰相にまでのぼりつめたその波瀾の生涯を描く。十五歳の少年・不韋は、妾腹の子であるため、家にあっても孤独で、確たる未来を描けないまま日々を送っていた。ある日、父の命により従者・鮮乙とともに旅に出ることになったが……。【全五巻】
2020/10/22 刊行
村山由佳 著
〈ライフ・スタイリスト〉の傍らラジオ番組を持ち、多忙な日々を送る帆奈美。夫と猫との静かな暮らしは、同級生だったカメラマン・澤田炯との再会を機に崩れてゆく。想いを抑える帆奈美を逆にけしかけ、大抜擢する女優の瑤子。輝きを増してゆく妻を、しかし夫は束縛し始めて……。自由と自尊心を賭けた帆奈美の闘いが始まる。〈解説〉中江有里
2020/10/22 刊行
悲哀の道化師の物語
オスカー・ワイルド 著/宮﨑かすみ 編訳
没後120年。スキャンダルを経てなおキザを貫いた世紀末の鬼才、その大きすぎた代償とは――。投獄されるきっかけとなった事件の発端から、同性愛裁判、出獄後の放浪、死までを詳細な解説と註とともに、一篇の小説のように再構成する。独自の芸術論、迫真のキリスト論と人間的な弱さが一体となった「悲哀の道化師」ワイルドのほんとうの姿が浮かび上がる。
2020/10/21 刊行
中央公論新社 編
三島由紀夫は女性に何を語ったのか――。岸田今日子、高峰秀子、越路吹雪、宇野千代らとの全集未収録対談と、『婦人公論』発表の作品を中心に三島の発言とエッセイを集成。同時代を生きた杉村春子、若尾文子、円地文子、湯浅あつ子ほかの貴重な回想に加え、酒井順子、ヤマザキマリ、石井遊佳、北村紗衣による新規エッセイを収録する。初の女性執筆陣による三島読本。【三島由紀夫没後50年記念出版】
2020/10/21 刊行
甲斐信枝 著
40年前の夏。きゃべつ畑で青虫狩りをするあしなが蜂に魅せられた著者は、比叡山の麓にある巣を突き止め、観察を始める。母蜂の、産卵から巣作り、餌探し、すずめ蜂との決死の闘い…。とうとう、母蜂不在の巣を持ち帰り、自室で幼虫を育てるまでに。蜂とともに過ごし、生命の営みを見つめた一夏を描く。
2020/10/21 刊行
戦後処理、友好と離反、歴史の記憶
波多野澄雄/中村元哉 編著
「戦前・戦中」の何を放棄して、「戦後」をどのように積み上げたのか? 両国有識者が新たな視点で、日中の国家観、外交戦略、歴史認識を問い直す決定版。戦後の日中関係史は、中国においては公式の歴史観との距離を見定める必要が発生し、日本においてはイデオロギー対立を招く冷戦的思考を呼び覚ましやすい点でつねに難しさをはらみ、成果物は十分とは言えない。本書で、〈戦後処理〉〈戦後の中国観・日本観〉〈戦後の火の移動〉〈戦争の歴史の記憶〉〈戦後から国交正常化まで〉〈日中関係黄金期〉〈対中政策・対日政策〉という重要テーマを網羅し、両国の歴史認識(の差異)を明らかにした点に意義と新しさがある。
2020/10/21 刊行
シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで
小林登志子 著
人類初の文明は5500年前のメソポタミアに生まれた。灌漑農業、都市、文字など、現代でも必須な文明の要素は全てこのときにシュメル人が発明した。その後、「目には目を」で名高いハンムラビ王、初の世界帝国を築いた新アッシリアのアッシュル・バニパル王、「バビロン捕囚」で悪名高いネブカドネザル二世など数々の王たちが現れ、様々な民族の王朝が抗争を繰り広げる。イスラームの登場まで、4000年の興亡を巨細に描く。
2020/10/21 刊行
先進国を超えるか、監視社会の到来か
伊藤亜聖 著
デジタル技術の進化は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、東南アジアやアフリカ諸国は、今や最先端技術の「実験場」と化し、決済サービスやWeChatなどのスーパーアプリでは先進国を凌駕する。一方、雇用の悪化や、中国が輸出する監視システムによる国家の取り締まり強化など、負の側面も懸念される。技術が増幅する新興国の「可能性とリスク」は世界に何をもたらすか。日本がとるべき戦略とは。
2020/10/21 刊行
分断国家の挑戦と挫折
河合信晴 著
ドイツは第二次世界大戦の敗北後、東西に分裂する。ソ連の影響下、社会主義国として四〇年にわたり存在したのが東ドイツである。東西統一後、東ドイツは、非人道的な独裁政治やシュタージといった秘密警察の監視など、負の側面ばかり強調されてきた。本書は、ベルリンの壁崩壊後に明らかになった史料から、楽観的で無責任な指導部、豊かさを求めて声を上げる民衆など、壁の向こうの実験国家の実態と全貌を描く。
2020/10/21 刊行
建国から250年の軌跡
岡山裕 著
アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束もない。他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然視される。両党は法によって優遇されてもいる。本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を中心に語られてきたアメリカ政治の本質を描く。
2020/10/21 刊行
香港陥落
大石英司 著
香港陥落後、中国の目は台湾に向けられた。そして事態は、台湾領・東沙島に五星紅旗を掲げたボートが侵入したことで動きはじめる! 大石英司の新シリーズ、不穏にスタート!?
2020/10/21 刊行
香港陥落
大石英司 著
真綿で首を絞めるように香港の自由を奪った中国が、次に見据えるのは台湾だ。ある日、台湾領の東沙島が中国軍の奇襲を受ける。大艦隊が接近する中、台湾軍は必死の抵抗を続けることに……。そんな緊迫する台湾に偶然居合わせたのが《サイレント・コア》の魔女こと司馬光一佐。面倒を見ている娘のレストラン開店を祝っていたところ台湾、アメリカの関係者との秘密会談に引き込まれ、日本の軍事参加を迫られる。「尖閣を守りながらの二面作戦は無理!」とつっぱねるが、事態はますます予断を許さないものとなっていく。一方、中国へ一矢報いるため、凶悪な計画を携えた者たちも上海へ向かっていて……?大石英司の新シリーズ、不穏にスタート!?
2020/10/20 刊行
激闘南シナ海
横山信義 著
追い詰められる南遣艦隊。司令長官小沢は悲壮な命令を発した――「各艦ハ我ヲ省ミズ避退セヨ」米国太平洋艦隊が突如フィリピンに現われたことにより、真珠湾奇襲攻撃は意義を失った。連合艦隊は作戦中止を決断、機動部隊に帰還命令を出す。一方、南方資源地帯を攻略すべく出撃した部隊が、分断され各個撃破される危機に陥っていた。脱出を図る南方部隊を救うべく、連合艦隊主力は帰還した機動部隊と合流し急ぎ南下するが、待ち受ける米艦隊との真正面からの激突は必至であった。敵味方ともに空母を擁する艦隊同士――史上初・空母対空母の大海戦が南シナ海で始まった!
2020/10/20 刊行
==特集==日米政変――菅政権発足、迫る大統領選《日本の課題》●外交・安全保障で果断すべきこと新政権に求められる「継続の中の改革」北岡伸一●鼎談課題先進国・日本で進むさまざまな分断与野党ともキャッチできない「新たな対立軸」今井貴子×砂原庸介×中西 寬●対談どうなる? ポスト安倍の外交・安全保障米中対立の今こそ日本の主体性を示せ三浦瑠麗×森本 敏●「一強」政治の偶然と必然安倍政権の長期化を決めた重大転機とは河野 勝●対談米中関係、東京五輪、右バネの抑制......「菅機関」は機能するのか手嶋龍一×佐藤 優●側近が語る菅首相言ったことは必ず実現させる徹底した常識人坂井 学《アメリカの運命》●対談分極化するアイデンティティと、収斂する二大政党バイデンか、トランプか? 変質するアメリカの選択宮家邦彦×久保文明●政策よりも再選を優先するトランプアメリカ政治制度とポピュリズム待鳥聡史●大統領選挙で問われる米国経済再建への道安井明彦●民主党は労働者の党になれるか?バイデンが挑む学歴偏重主義の克服三牧聖子...............時評2020大阪住民投票、市廃止のインパクト砂原庸介八方美人にならず政権を賭す改革の実行を土居丈朗「空気」政治の野党は新たな価値観を打ち出せるか東 浩紀全米オープン優勝にもまさる世界からのリスペクト大坂なおみが問いかけた7つのマスクとBLM渡邊裕子静岡県知事の「部分開業」案国策リニア中央新幹線プロジェクトにもの申す川勝平太新連載スパコン世界一「富岳」の正体?GAFAに対抗する「世界最強のAIマシン」小林雅一ナウシカのかたわらで、コロナを想う赤坂憲雄ロバート キャンベルの一冊対談集?江戸演劇からのディスタンス 宮本亞門 聞き手 ロバート キャンベル「沖縄返還交渉の真実」解題 わずか三年で成し遂げた偉業 信夫隆司活字文化の継承に危機感便利さを追うことが、大切なものを枯らす阿刀田 高谷崎賞令和二年 谷崎潤一郎賞発表受賞作 磯﨑憲一郎『日本蒙昧前史』選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸文学的近況 『日本蒙昧前史』の時代の子供磯﨑憲一郎好評連載炎上するまくら?「他者目線」を鍛えるべし立川吉笑疫病と健康の中国現代史【最終回】伝統の'ゲテモノ食'をAIで禁じられるか?高口康太現代日本の分断線【最終回】キャンセルカルチャーのゆくえ 伊藤昌亮地図記号のひみつ?記号のある学校、ない学校今尾恵介グラビア日本の至宝35 檜図?風文?田沢裕賀「古典籍はまるで'役者'」──宮本亞門さん、国文学研究資料館を訪ねる撮影?五来孝平連載/コラムニュースの一枚音楽には物語がある23小谷野 敦書苑周遊新刊この一冊▼近藤雄生著者に聞く▼柚月裕子このマンガもすごい!▼かとうちあき説苑編集後記
2020/10/19 刊行