アメリカの政党政治建国から250年の軌跡
岡山裕 著
アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束もない。他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然視される。両党は法によって優遇されてもいる。本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を中心に語られてきたアメリカ政治の本質を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2020/10/21
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102611-8
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書評掲載案内
・アメリカ学会会報2021年7月号/中野博文(北九州市立大学)
・公明新聞2021年1月18日/西山隆行(成蹊大学教授)
・週刊東洋経済2020年12月26日・2021年1月2日号
・週刊読書人2020年12月18日号/高田宏史(岡山大学准教授)
・読売新聞(朝刊)2020年11月29日/加藤聖文(歴史学者・国文学研究資料館准教授)
・東京新聞・中日新聞(朝刊)2020年11月21日
・読売新聞(夕刊)2020年11月7日/宇野重規(政治学者・東京大学教授)