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ヘーゲル 著 藤野渉/赤沢正敏 訳
「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」という有名なことばは、本書の序文に出てくる。主観的な正しさより客観的な理法、正義を重んじたヘーゲル最後の主著。
2001/12/10 刊行
ヘーゲル 著 藤野渉/赤沢正敏 訳 長谷川宏 解説
「ミネルヴァの梟は黄昏を待って飛翔する」。哲学を指すこの有名なフレーズは、ヘーゲル最後のこの主著の中に出てくる。法とは正義のこと、本書はまさしく社会正義の哲学といえる。
2001/11/10 刊行
荘子 著 森三樹三郎 訳
深遠にして奔放な思考をつたえる卓抜な寓話とアフォリズム。人間としての真の生を定立し世界の主宰者となるために、あらゆる言語表現を駆使して窮極の目標「道」を探究する。
2001/11/10 刊行
荘子 著 森三樹三郎 訳 池田知久 解説
自己の内面に向って沈潜しつつ思索する重さ。自己の外面に向って飛翔しつつ人間の自由と独立を獲得してゆく軽さ。重厚と軽妙が見事に交錯する、古代中国の最も魅力に富む思想。
2001/10/10 刊行
パスカル 著 前田陽一/由木康 訳
科学者でありキリスト者であったパスカルは、また比類なき人間探究者でもあった。その理科的才能(幾何学の精神)と文科的才能(繊細の精神)の見事な融合が『パンセ』に結実する。
2001/10/10 刊行
パスカル 著 前田陽一/由木康 訳 塩川徹也 解説
近代ヨーロッパのとば口に立って、進歩の観念を唱導し良心の自由を擁護しながら、同時に合理主義と人間中心主義の限界と問題性に鋭い疑問の刃を突きつけた逆説的な思想家の代表作。
2001/09/10 刊行
デカルト 著 野田又夫/井上庄七/水野和久/神野慧一郎 訳 神野慧一郎 解説
「西欧近代」批判が常識と化したいま、デカルトの哲学はもう不要になったのか。答えは否である。現代はデカルトの時代と酷似しているからだ。その思索の跡が有益でないわけはない。
2001/08/10 刊行
クロード・レヴィ=ストロース 著 川田順造 訳
現存するもっとも偉大な人文学者レヴィ=ストロースのもっとも代表的な著作、それが本書である。Ⅱは、ブラジルの現地調査で得た民族誌的知見があますところなく盛りこまれている。
2001/05/10 刊行
クロード・レヴィ=ストロース 著 川田順造 訳
文化人類学者による「未開社会」の報告はおびただしい数にのぼるが、この本は凡百の類書をはるかに超える、ある普遍的な価値にまで達した一個の作品としての通用力をもっている。
2001/04/10 刊行
一休宗純 著 柳田聖山 訳 柳田聖山 解説
『狂雲集』は漢詩の形をとった禅語録である。自ら狂雲子を名のり、はぐれ雲のように生きた一休は、新しい時代の幕開きをまえに、混迷と倦怠に覆われた室町の世相を激しく痛罵した。
2001/04/10 刊行
マキアヴェリ 著 池田廉 訳 池田廉 解説
15世紀末イタリア、祖国フィレンツェが置かれた危機的状況のなかでこの『君主論』は誕生した。あらゆる道徳の仮面を剥ぎとり、力の概念による政治独自の法則を見抜いた不朽の名著。
2001/04/10 刊行