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過剰・抑圧・暴力
マルクーゼ 著 清水多吉 訳
「ユートピアから科学へ」を乗り越えて「科学からユートピア」を目指し、管理社会における人間疎外を批判した哲人による過剰社会における状況論・暴力論・革命論。
2016/07/21 刊行

モンテスキュー 著
長年抱いていたルイ14世が完成した絶対主義専制への批判と告発、危機意識を表白し法支配の原理を説いたモンテスキューの代表作。合衆国憲法も彼の思想に倣った。
2016/03/10 刊行

フッサール 著
人間存在の理性の本質を問い直し、哲学的諸学を究極的に基礎づける現象学を唱え、新たな地平を切り開いた碩学の知的到達点。現象学の深化、拡充された問題点とは。
2015/11/25 刊行

トクヴィル 著/岩永健吉郎 訳
新大陸の新生国家を見た異邦人の歴史家はすかさずアリストクラシーとデモクラシーの相違を看取する。民主主義を歴史の必然と見た彼の問題意識が結晶する。
2015/10/25 刊行

加藤みち子 編訳
本書では、深い見識を持ち、世俗の機微に通じた正三の側面が現れる。「世法即仏法」を説法する正三が、語録『驢鞍橋』で二王禅や勇猛精進の修行の意義を示す。
2015/04/25 刊行

加藤みち子 編訳
商人の「信」は、武士の「忠孝」に優先する。なぜなら信は倫理だが忠孝は関係だからである。『盲安杖』『万民徳用』等独自の仏教哲学を説く代表作六編の現代語訳。
2015/04/25 刊行

W・チャーチル 著
英国20世紀最大の政治家はいかに誕生したか? 劣等生だった生い立ちや従軍体験が育んだ政治信条とたゆまぬ闘志の意味を自らが述べる。歴史的英傑の半生の記。
2014/10/10 刊行

トマス・アクィナス 著
西洋中世の精神世界に聳立した「聖なる教」。「神」とは何か。存在するのか。神を巡るさまざまな回廊を最大のスコラ哲学者トマスが先導しながら遺した畢生の大作。
2014/07/25 刊行

トマス・アクィナス 著
「神」とは何であるか。何でないか。神は被造物にどういう方法で認識されるのか。また、「神の知」とは何か。神を知り、その意義を語るトマスの「存在」の思想。
2014/07/25 刊行

トゥキュディデス 著 久保正彰 訳
27年間のペロポネソス大戦争は何をもたらしたか。アテナイは敗北して衰弱しスパルタは勝利して結局疲弊する。勝者はいたのか? 古代人の教訓を忘れてはならない。
2013/12/20 刊行

高坂正堯 著 中西寛 解説
メッテルニヒ、カースレイ、ビスマルクらが探求した外交術は「勢力均衡」原則の維持だった。緊張緩和と戦争抑止に英断を下すに至った彼らの思索と方法を解明する。
2012/12/10 刊行

高坂正堯 著
近代ヨーロッパの外政家たちの結晶体はいかに毀れたか。その限界がいかに越えられたか。普遍主義のへの欲求は理念や利害をはるかに凌駕するものだったのである。
2012/12/10 刊行

二宮尊徳 著 児玉幸多 訳
実践的篤農家であり、国学・儒学・仏教に通じ農政哲学を追究する求道者でもある。そして一家、一村、一藩の財政再建にはリアルなプロ。尊徳翁、かく語りき。
2012/03/10 刊行

梅棹忠夫/湯川秀樹 著 佐倉統 解説
科学をいかに人間化するか――この壮大な問いかけに巨人二人が挑む。科学を客体化し、相対化する対話の知的緊張感が、科学本来の意義や価値を分析し解明していく。
2012/01/10 刊行

バジョット 著 小松春雄 訳 水谷三公 解説
「大衆の時代」に国家は何をすべきか。19世紀の優れたイデオローグが政治構造を緻密に分析し、「威厳」と「機能」による支配の有効性を説くリアリズム政治論。
2011/11/10 刊行