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高速戦艦「赤城」2

C★NOVELS

高速戦艦「赤城」2
「赤城」初陣

横山信義 著

戦艦の建造を断念し航空主兵主義に転じた連合艦隊は、辛くも米戦艦の撃退に成功した。しかしアジア艦隊撃滅には至らず、また米極東陸軍がバターン半島とコレヒドール要塞で死守の構えに。

カバー:佐藤道明
刊行日:2023/10/23
新書判/224ページ/定価:1210(10%税込)
ISBN978-412-501473-9


こうそくせんかんあかぎ
あかぎういじん


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コメント

 本シリーズに登場するサウス・ダコタ級戦艦、レキシントン級巡洋戦艦は、五〇口径の長砲身四〇センチ主砲を装備していますが、この砲は、史実では大戦中盤の一九四三年に初めて登場したものでした。
 アイオワ級戦艦に搭載され、艦隊戦よりも、もっぱら上陸作戦時の対地射撃で威力を発揮しています。
 本シリーズでは、この砲が戦間期に実用化され、米戦艦の主兵装になったという設定ですので、条約明け後に誕生する新鋭戦艦(史実のノース・カロライナ級に相当する戦艦)でも、必然的に採用することとなりました。
 兵器開発の流れが史実から大きくねじ曲がったとき、その先に登場して来る兵器について考察するのは、厄介であると同時に、架空戦記を書く楽しみの一つでもあります。

〔横山信義/2023年10月〕

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