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蒼洋の城塞5

C★NOVELS

蒼洋の城塞5
マーシャル機動戦

横山信義 著

米軍の航空兵力に押され、渾身の一撃で海戦を凌いでも物量でさらに挑みかかられる連合艦隊。司令長官沢本の下した作戦は----

カバー:高荷義之
刊行日:2020/4/21
新書判/256ページ/定価:1078(10%税込)
ISBN978-412-501415-9


そうようのじょうさい5
まーしゃるきどうせん


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コメント

カバー袖コメント
 昭和一八年末から始まったギルバート、マーシャル諸島の戦いは、米海軍が構想してきた中部太平洋進攻作戦の第一歩であり、日本にとっては凋落の始まりでした。
 マーシャル諸島で、米軍の侵攻を一時的にでも食い止められるかどうかが、本巻の見せどころとなります。
 日本軍の「つけ込み」が成功するかどうか、それに対して米側の前線指揮官はどのような決断を下すのかを御覧下さい。

 第二次大戦の資料を読みながら思うのは、米海軍が持つ戦力の分厚さです。
 空母、戦艦等、第一線の戦闘艦艇もさることながら、ほぼ一週間に一隻のペースで就役する商船ベースの護衛空母、船団護衛に特化した一〇〇隻単位の護衛駆逐艦、膨大な地上兵力を運び、上陸作戦を展開できる揚陸作戦用の艦艇、戦艦や空母より巨大な修理・整備用の浮きドック等々、後方支援用兵力の充実ぶりには驚かされるばかりです。
 我が日本は、よくこんな恐ろしい国と戦争をしたものだ、とあらためて思わずにはいられません。

〔横山信義/2020年4月〕

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