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覇権交代7

C★NOVELS

覇権交代7
ゲーム・チェンジャー

大石英司 著

〝ゴースト〟と名付けられた謎の戦闘機は、中国が開発した無人ステルス戦闘機〝暗剣〟だと判明した。未だにこの機体を墜とせない日米軍に、反撃手段はあるのか!?

カバー:安田忠幸
刊行日:2020/1/20
新書判/232ページ/定価:本体980円(税別)
ISBN978-412-501407-4


はけんこうたい
げーむ・ちぇんじゃー


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コメント

 携帯の5G回線を巡って世界が揉めている。中国の技術を受け入れるか否かで、対中警戒心が薄い欧州は、それを排除する理由はないという態度で、アメリカが反対。日本は両睨みというところだろうか。
 21世紀に覇権をもたらすものは何か? 前世紀、世界を支配したものは、結局の所、文化だった。それは民主主義という文化であり、ハリウッドという文化だった。
中国は、ハリウッド文化に目を付け、資本参加することで、ハリウッド映画の中国批判を封じることに見事に成功した。もはやハリウッドに人権だの民主主義だのを期待するのはナンセンスだ。彼らは、中国で上映できる、中国人を呼べる映画作りを第一に考える。
 文化の力は、結局、中国共産党を倒すことは出来なかった。それは未だに立っている。
 今世紀、世界の経済成長が鈍化する中で、いかに中国経済の分母が大きくとも、もはやそれだけで世界を支配することは不可能だろう。だが中国は、それを技術力の覇権でカバーすることが出来る。
 今、基礎研究分野での中国の猛追は凄まじい。基礎研究のあらゆる分野で、中国は日本とは一桁違う数の人材を研究に投じている。安かろう悪かろうと揶揄されながら、一時は世界の工業力の覇権を日本が握りかけたように、いずれは中国の技術力が、世界を覆い尽くす日がくる。ドローンの世界はすでにそうなっている。
 そして軍事力においても、中国はすでに、米国がもたついている開発中の新兵器の配備を進めている。いずれ太平洋は、中国海軍の軍艦で埋め尽くされるだろう。アメリカが、依然として太平洋に留まるといくら宣言しても、誰も真に受けない日が、すぐそこまで来ている。

〔大石英司/2020年1月〕

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