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旭日、遥かなり8

C★NOVELS

旭日、遥かなり8

横山信義 著

トラック環礁の防衛に成功した日本軍。太平洋の覇権を賭け、「大和」「武蔵」と米英の最強戦艦が激突する。シリーズ堂々完結!

カバー:高荷義之
新書判/256ページ/定価:990円(10%税込)
ISBN978-4-12-501385-5 C0293


きょくじつ、はるかなり8



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コメント

 第二次大戦の終盤は、日本にせよ、ドイツにせよ、戦力がじり貧となり、力が尽き果てて手を上げる、という終わり方でした。
 リアリティを考えれば、架空戦記の幕引きも、史実と同じような「力尽きての終わり」とすべきなのかもしれません。
 しかし、架空戦記はあくまで娯楽小説であり、読者の皆さんに喜んでいただくことが第一です。
「ろうそくの火が消えるような終幕」よりも、「クライマックスに相応しい、大規模な戦い」によって終わらせた方が、楽しんでいただけるはずです。
 筆者はこの考え方に基づき、ここ数年のシリーズでは、「大規模な決戦」を最終巻に持ってきましたが、現実の第二次大戦と同様の、フェードアウトのような終わり方も検討すべきだろうか......とも考えています。
 この問題は、今後の課題ですね。

〔横山信義/2018年2月〕

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