剣と清貧のヨーロッパ中世の騎士修道会と托鉢修道会
佐藤彰一 著
俗世間を離れ、自らの心の内を見つめる修道院。だが12世紀、突如その伝統から大きく離れた修道会が生まれた。騎士修道会と托鉢修道会である。かたや十字軍となって聖地エルサレムやイベリア半島、北方で異教徒と戦い、かたや聖フランチェスコらが都市のただ中で民衆の信仰のあり方をラディカルに変革した。これら〝鬼子〟ともいうべき修道会の由来と変遷を、各修道会の戒律や所領経営などにも注目しながら通観する。
書誌データ
- 初版刊行日2017/12/21
- 判型新書判
- ページ数298ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102467-1
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書評掲載案内
・史学雑誌2019年2月号/大貫俊夫
・佐賀新聞2018年9月9日ほか/河野有理(首都大学東京教授)
・週刊文春2018年7月5日号/鹿島茂(フランス文学者・明治大学教授)
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