C★NOVELS
ラバウル進攻命令が軍令部より下り、主力戦艦を欠いた連合艦隊は空母を結集した機動部隊を編成。米太平洋艦隊も空母を中心とした艦隊を送り出した。ここに、史上最大の海空戦が開始される!
カバー:高荷義之
刊行日:2021/12/21
新書判/224ページ/定価:1100(10%税込)
ISBN978-412-501442-5
「あの軍用機が配備されていたら」「あの軍艦が完成していたら」は、歴史のIFとしてよく語られることであり、架空戦記小説のテーマともなっています。
裏を返せば、「件の軍用機も、軍艦も、戦争に間に合わなかった」というのが現実です。
どれほど高性能な兵器であっても、戦争に間に合わなければ意味はありません。(企業の新製品にも同様のことが言えますが)
今回のシリーズでは、「戦争に間に合わせること」を重視する方針を立てていますので、史実には登場しなかった「繋ぎのための兵器」が、第三巻より登場して来ます。
どのようなものが登場して来るかにつきましては、本文を御覧下さい。
〔横山信義/2021年12月〕