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連合艦隊西進す4

C★NOVELS

連合艦隊西進す4
地中海攻防

横山信義 著

ドイツ・イタリア枢軸軍を打ち破り、次の目標である地中海制圧とイタリア打倒に向かう日英連合軍。シチリア島を占領すべく上陸船団を進出させるが、枢軸軍がそれを座視するはずもなく......。

カバー:佐藤道明
新書判/224ページ/定価:1100円(10%税込)
ISBN978-412-501463-0


れんごうかんたいせいしんす
ちちゅうかいこうぼう


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コメント

 史実の第二次大戦では、日本とドイツは同盟関係にありましたので、当然のことながら日本軍の主力戦闘機だった零戦と、ドイツ軍のメッサーシュミットBf109が対戦する機会はありませんでした。
 零戦は、メッサーシュミットのライバルだったスピットファイアと、オーストラリアのポート・ダーウィン上空で交戦し、勝っているため、「零戦とメッサーシュミットが戦えば、零戦が勝つ」という説をよく聞きます。
 大戦初期に登場したメッサーシュミットBf109のE型であれば、それも間違いではないでしょう。
 しかし、零戦は設計に余裕がなかったため、性能向上は思うにまかせませんでした。
 一方のメッサーシュミットは、エンジンの換装によって性能が大幅に向上しており、大戦末期に登場したK型などは、七〇〇キロ以上の最大時速を発揮する高速戦闘機となっています。
 仮に、零戦がこのK型と戦えば、おそらく惨敗したことでしょう。
 零戦の弱点として、防御力の欠如がよく上げられますが、発展性がないことも、防御力の不足と同じぐらい大きな欠点でした。

〔横山信義/2023年2月〕

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