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連合艦隊西進す1

C★NOVELS

連合艦隊西進す1
日独開戦

横山信義 著

ソ連と不可侵条約を締結したドイツは勢いのままに大陸を席巻、英本土に上陸し首都ロンドンを陥落させた。東アジアに逃れた英艦隊は日本に亡命。これによりヒトラーの怒りは日本に波及した。

カバー:高荷義之
新書判/224ページ/定価:1100円(10%税込)
ISBN978-412-501456-2


れんごうかんたいせいしんす
にちどくかいせん


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コメント

 架空戦記では、軍艦なら戦艦「大和」や空母「瑞鶴」、軍用機なら零戦、紫電改等にスポットが当たりがちになります。
 ところが今回のシリーズでは、日独戦を扱っているため、日本海軍の主敵はUボートになります。
 必然的に、対潜用の艦艇や航空機が、戦艦や空母、戦闘機以上に重要な役割を果たします。
 潜水艦の天敵とも呼ぶべき駆逐艦は当然ですが、潜水艦の交信をキャッチするためには通信能力の高い艦が不可欠ですし、浅深度に潜む潜水艦を空中から発見するための哨戒機も必要です。
 そのような次第で、筆者の過去作ではあまりスポットが当たらなかった練習巡洋艦や商船改造の特設水上機母艦、水上偵察機が活躍する展開になりました。
 対潜戦となりますと、艦隊決戦に比べて地味な印象がありますが、実際には潜望鏡や海面に見える影の捜索、音だけを頼りにした戦闘、相手を目視できない状態での動きの読み合い等、艦隊戦以上に緊張感を強いられます。
 これまでのシリーズとはひと味違う内容を、お楽しみいただければと思います。

〔横山信義/2022年8月〕

BOC
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