天正伊賀の乱信長を本気にさせた伊賀衆の意地
和田裕弘 著
三重県西部の伊賀市・名張市エリアはかつて伊賀国と呼ばれた。戦国時代、この小国は統治者がおらず、在地領主たちが割拠していた。一五七九年、織田信長の次男信雄は独断でこの地に侵攻。挙国体制で迎え撃った伊賀衆は地の利を生かして巧みに抗戦し、信雄は惨敗を喫した。信長から厳しく叱責された信雄は翌々年、大軍勢を率いて再び襲いかかる――。文献を博捜した著者が、強大な外敵と伊賀衆が繰り広げた攻防を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2021/5/20
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102645-3
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書評掲載案内
・週刊エコノミスト2012年06月29日号/今谷明(国際日本文化研究センター名誉教授)
・読売新聞三重中南勢版(朝刊)2021年6月9日/著者インタビュー
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