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発酵

発酵ミクロの巨人たちの神秘

小泉武夫 著

酒、チーズ、納豆等の嗜好食品から医薬品、洗剤の製造、さらには抗生物質、アミノ酸、ビタミン、微生物タンパク質の製造まで、発酵の作用は広く利用されている。自然界における環境浄化もまた微生物の活動に依存する領域で、発酵は地上の動植物の生存に不可欠の作用である。フグの毒抜き、中国の〝奇跡の発酵〟等、世界各地の発酵文化に今日のバイオテクノロジーの原点を探り、目に見えない微生物の神秘的世界を宇宙的スケールで捉える。

書誌データ

  • 初版刊行日1989/9/25
  • 判型新書判
  • ページ数224ページ
  • 定価726円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-100939-5

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