ホーム > 検索結果
全10653件中 4260~4275件表示

春風篇
宮城谷昌光 著
秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。一商人から宰相にまでのぼりつめたその波瀾の生涯を描く。十五歳の少年・不韋は、妾腹の子であるため、家にあっても孤独で、確たる未来を描けないまま日々を送っていた。ある日、父の命により従者・鮮乙とともに旅に出ることになったが……。【全五巻】
2020/10/22 刊行

村山由佳 著
〈ライフ・スタイリスト〉の傍らラジオ番組を持ち、多忙な日々を送る帆奈美。夫と猫との静かな暮らしは、同級生だったカメラマン・澤田炯との再会を機に崩れてゆく。想いを抑える帆奈美を逆にけしかけ、大抜擢する女優の瑤子。輝きを増してゆく妻を、しかし夫は束縛し始めて……。自由と自尊心を賭けた帆奈美の闘いが始まる。〈解説〉中江有里
2020/10/22 刊行

悲哀の道化師の物語
オスカー・ワイルド 著/宮﨑かすみ 編訳
没後120年。スキャンダルを経てなおキザを貫いた世紀末の鬼才、その大きすぎた代償とは――。投獄されるきっかけとなった事件の発端から、同性愛裁判、出獄後の放浪、死までを詳細な解説と註とともに、一篇の小説のように再構成する。独自の芸術論、迫真のキリスト論と人間的な弱さが一体となった「悲哀の道化師」ワイルドのほんとうの姿が浮かび上がる。
2020/10/21 刊行

中央公論新社 編
三島由紀夫は女性に何を語ったのか――。岸田今日子、高峰秀子、越路吹雪、宇野千代らとの全集未収録対談と、『婦人公論』発表の作品を中心に三島の発言とエッセイを集成。同時代を生きた杉村春子、若尾文子、円地文子、湯浅あつ子ほかの貴重な回想に加え、酒井順子、ヤマザキマリ、石井遊佳、北村紗衣による新規エッセイを収録する。初の女性執筆陣による三島読本。【三島由紀夫没後50年記念出版】
2020/10/21 刊行

シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで
小林登志子 著
人類初の文明は5500年前のメソポタミアに生まれた。灌漑農業、都市、文字など、現代でも必須な文明の要素は全てこのときにシュメル人が発明した。その後、「目には目を」で名高いハンムラビ王、初の世界帝国を築いた新アッシリアのアッシュル・バニパル王、「バビロン捕囚」で悪名高いネブカドネザル二世など数々の王たちが現れ、様々な民族の王朝が抗争を繰り広げる。イスラームの登場まで、4000年の興亡を巨細に描く。
2020/10/21 刊行

先進国を超えるか、監視社会の到来か
伊藤亜聖 著
デジタル技術の進化は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、東南アジアやアフリカ諸国は、今や最先端技術の「実験場」と化し、決済サービスやWeChatなどのスーパーアプリでは先進国を凌駕する。一方、雇用の悪化や、中国が輸出する監視システムによる国家の取り締まり強化など、負の側面も懸念される。技術が増幅する新興国の「可能性とリスク」は世界に何をもたらすか。日本がとるべき戦略とは。
2020/10/21 刊行

分断国家の挑戦と挫折
河合信晴 著
ドイツは第二次世界大戦の敗北後、東西に分裂する。ソ連の影響下、社会主義国として四〇年にわたり存在したのが東ドイツである。東西統一後、東ドイツは、非人道的な独裁政治やシュタージといった秘密警察の監視など、負の側面ばかり強調されてきた。本書は、ベルリンの壁崩壊後に明らかになった史料から、楽観的で無責任な指導部、豊かさを求めて声を上げる民衆など、壁の向こうの実験国家の実態と全貌を描く。
2020/10/21 刊行

建国から250年の軌跡
岡山裕 著
アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束もない。他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然視される。両党は法によって優遇されてもいる。本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を中心に語られてきたアメリカ政治の本質を描く。
2020/10/21 刊行

香港陥落
大石英司 著
真綿で首を絞めるように香港の自由を奪った中国が、次に見据えるのは台湾だ。ある日、台湾領の東沙島が中国軍の奇襲を受ける。大艦隊が接近する中、台湾軍は必死の抵抗を続けることに……。そんな緊迫する台湾に偶然居合わせたのが《サイレント・コア》の魔女こと司馬光一佐。面倒を見ている娘のレストラン開店を祝っていたところ台湾、アメリカの関係者との秘密会談に引き込まれ、日本の軍事参加を迫られる。「尖閣を守りながらの二面作戦は無理!」とつっぱねるが、事態はますます予断を許さないものとなっていく。一方、中国へ一矢報いるため、凶悪な計画を携えた者たちも上海へ向かっていて……?大石英司の新シリーズ、不穏にスタート!?
2020/10/20 刊行

激闘南シナ海
横山信義 著
追い詰められる南遣艦隊。司令長官小沢は悲壮な命令を発した――「各艦ハ我ヲ省ミズ避退セヨ」米国太平洋艦隊が突如フィリピンに現われたことにより、真珠湾奇襲攻撃は意義を失った。連合艦隊は作戦中止を決断、機動部隊に帰還命令を出す。一方、南方資源地帯を攻略すべく出撃した部隊が、分断され各個撃破される危機に陥っていた。脱出を図る南方部隊を救うべく、連合艦隊主力は帰還した機動部隊と合流し急ぎ南下するが、待ち受ける米艦隊との真正面からの激突は必至であった。敵味方ともに空母を擁する艦隊同士――史上初・空母対空母の大海戦が南シナ海で始まった!
2020/10/20 刊行

==特集==日米政変――菅政権発足、迫る大統領選《日本の課題》●外交・安全保障で果断すべきこと新政権に求められる「継続の中の改革」北岡伸一●鼎談課題先進国・日本で進むさまざまな分断与野党ともキャッチできない「新たな対立軸」今井貴子×砂原庸介×中西 寬●対談どうなる? ポスト安倍の外交・安全保障米中対立の今こそ日本の主体性を示せ三浦瑠麗×森本 敏●「一強」政治の偶然と必然安倍政権の長期化を決めた重大転機とは河野 勝●対談米中関係、東京五輪、右バネの抑制......「菅機関」は機能するのか手嶋龍一×佐藤 優●側近が語る菅首相言ったことは必ず実現させる徹底した常識人坂井 学《アメリカの運命》●対談分極化するアイデンティティと、収斂する二大政党バイデンか、トランプか? 変質するアメリカの選択宮家邦彦×久保文明●政策よりも再選を優先するトランプアメリカ政治制度とポピュリズム待鳥聡史●大統領選挙で問われる米国経済再建への道安井明彦●民主党は労働者の党になれるか?バイデンが挑む学歴偏重主義の克服三牧聖子...............時評2020大阪住民投票、市廃止のインパクト砂原庸介八方美人にならず政権を賭す改革の実行を土居丈朗「空気」政治の野党は新たな価値観を打ち出せるか東 浩紀全米オープン優勝にもまさる世界からのリスペクト大坂なおみが問いかけた7つのマスクとBLM渡邊裕子静岡県知事の「部分開業」案国策リニア中央新幹線プロジェクトにもの申す川勝平太新連載スパコン世界一「富岳」の正体?GAFAに対抗する「世界最強のAIマシン」小林雅一ナウシカのかたわらで、コロナを想う赤坂憲雄ロバート キャンベルの一冊対談集?江戸演劇からのディスタンス 宮本亞門 聞き手 ロバート キャンベル「沖縄返還交渉の真実」解題 わずか三年で成し遂げた偉業 信夫隆司活字文化の継承に危機感便利さを追うことが、大切なものを枯らす阿刀田 高谷崎賞令和二年 谷崎潤一郎賞発表受賞作 磯﨑憲一郎『日本蒙昧前史』選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸文学的近況 『日本蒙昧前史』の時代の子供磯﨑憲一郎好評連載炎上するまくら?「他者目線」を鍛えるべし立川吉笑疫病と健康の中国現代史【最終回】伝統の'ゲテモノ食'をAIで禁じられるか?高口康太現代日本の分断線【最終回】キャンセルカルチャーのゆくえ 伊藤昌亮地図記号のひみつ?記号のある学校、ない学校今尾恵介グラビア日本の至宝35 檜図?風文?田沢裕賀「古典籍はまるで'役者'」──宮本亞門さん、国文学研究資料館を訪ねる撮影?五来孝平連載/コラムニュースの一枚音楽には物語がある23小谷野 敦書苑周遊新刊この一冊▼近藤雄生著者に聞く▼柚月裕子このマンガもすごい!▼かとうちあき説苑編集後記
2020/10/19 刊行

菅政権発足、迫る大統領選
北岡伸一/今井貴子/砂原庸介/中西寬/三浦瑠麗/森本敏/河野勝/手嶋龍一/佐藤優/坂井学/宮家邦彦/久保文明/待鳥聡史/安井明彦/三牧聖子 著
安倍首相の突然の辞任を受け、9月16日に菅政権が発足した。7年8ヶ月に渡った安倍政権の政策継承を掲げつつも、菅首相は独自の政策の実現に動き始めた。一方、11月3日に大統領選を控えるアメリカでは、トランプとバイデンの攻防が続いている。奇しくもこの秋に大きな節目を迎えた日米両国。数々の難問にどのように立ち向かっていくのか……。※『中央公論』2020年11月号特集の電子化です。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。(電子版通巻105号)【目次】《日本の課題》●外交・安全保障で果断すべきこと新政権に求められる「継続の中の改革」北岡伸一●鼎談課題先進国・日本で進むさまざまな分断与野党ともキャッチできない「新たな対立軸」今井貴子×砂原庸介×中西 寬●対談どうなる? ポスト安倍の外交・安全保障米中対立の今こそ日本の主体性を示せ三浦瑠麗×森本 敏●「一強」政治の偶然と必然安倍政権の長期化を決めた重大転機とは河野 勝●対談米中関係、東京五輪、右バネの抑制……「菅機関」は機能するのか手嶋龍一×佐藤 優●側近が語る菅首相言ったことは必ず実現させる徹底した常識人坂井 学《アメリカの運命》●対談分極化するアイデンティティと、収斂する二大政党バイデンか、トランプか? 変質するアメリカの選択宮家邦彦×久保文明●政策よりも再選を優先するトランプアメリカ政治制度とポピュリズム待鳥聡史●大統領選挙で問われる米国経済再建への道安井明彦●民主党は労働者の党になれるか?バイデンが挑む学歴偏重主義の克服三牧聖子
2020/10/19 刊行

No.1552[おひとりさまで最後まで楽しく暮らす]
※『表紙の私』『知らない世界に勇気を出して飛び込んでみたら』の香取慎吾さんの写真は掲載されておりません(インタビューは掲載されています)。また、『宝塚 すみれ色の未来へ 特別篇(雪組)』『鈴木保奈美 「獅子座、A型、丙午。」』は掲載されておりません。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・目次・表紙の私 香取慎吾・ヤマザキマリ 地球の住民・特集 おひとりさまで最後まで楽しく暮らす・〈読者アンケート〉いちばんの幸せは何ですか・南果歩 人生のアップダウンも受け入れて、面白がって・芳村真理 夫のいない世界は色をなくして見えたけれど・山中伸枝 老後のお金を守るため、“やってはいけない”6つのこと・松井今朝子 愛馬クリトンといつまでも一緒に長生きしたい!・古川美穂 〈ルポ〉自分らしく過ごすために選んだ終の棲家は・村松静子 動けなくなっても家での生活は続けられます・若松広明 「死後の手続き」は、誰に託せばいい?・〈読者体験手記〉ああ夢のひとり暮らし・香取慎吾 知らない世界に勇気を出して飛び込んでみたら・伊藤比呂美 ショローの女・宮藤官九郎&古田新太 清水ミチコの三人寄れば無礼講・高橋和枝 火曜日のくま子さん・山本文緒 私の書いた本・BOOK・MUSIC・STAGE・婦人公論FIND&SPEND フラットシューズ・ビューティ手帖 秋こそ、美髪ケアの始めどき・ふくいひろこ ほっこり、京の菓子・心とからだの養生学 放置しないで自分で治す尿トラブル・日本の伝統美を見て 触れて 感じて・古川雄大 愛でたい男・おでかけランチ・読者のひろば・中津川りえ 傾斜宮占い・令和二年「中央公論文芸賞」発表 選評/浅田次郎、鹿島茂、林真理子、村山由佳・「節約+健康法」アンケートにご協力ください・小特集 ポジティブを引き出す脳トレ・高岸宏行(ティモンディ) 「やればできる!」を励みに今日も元気を届けます・児玉光雄 若々しいアタマを保つ「右脳ドリル」に挑戦!・川野泰周 禅僧が教えるマインドフルネス瞑想・床嶋佳子 55歳でまさかのスピード婚。亡き父に背中を押されて・追悼企画 内海桂子さん、「生涯現役」のこころ・武田真治 僕を変えてくれた病気、筋トレ、忌野清志郎さん・D Japanese いじめられっ子の僕がフォロワー245万人のインスタグラマーになるまで・村山由佳 ロマンチック・ポルノグラフィー・垣谷美雨 もう別れてもいいですか・婦人公論の本vol.16 『人生100年時代の「老後のお金」』のお知らせ・自社広告・自社広告・読者アンケートにご協力ください・年間定期購読のご案内・純烈・酒井一圭のお悩み相談室 脱衣所からこんにちは・阿川佐和子 見上げれば三日月・インフォメーション&プレゼントボックス・次号予告
2020/10/15 刊行

島田裕巳 著
日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。【目次】第1章 医学はどれだけ流行病に無力だったのか第2章 疫病神としての天照大神第3章 疫病は仏教伝来のせいなのか第4章 天然痘の大流行が東大寺の大仏を生んだ第5章 祗園祭の起源は疫病退散第6章 菅原道真を怨霊とした咳病はインフルエンザ第7章 疫病がくり返される末法の世が鎌倉新仏教を生んだ第8章 なぜキリスト教の宣教師は日本に疫病をもたらさなかったのか第9章 虎狼狸という妖怪の正体はコレラ
2020/10/09 刊行

歴代代表の出身大学ランキング
小林哲夫 著
日本のオリンピックの歴史は大学抜きには考えられないー。アスリートから学生通訳、反対派まで、記録と証言から問う五輪の実像。1912年大会から2020年東京大会までを振り返り、オリンピックを通して見えてきた大学の役割、大学というアカデミズムから考察されるオリンピックの意義について、問題提起する一冊。第一章 2020年東京大会一年延期を学生はどう受け止めたか第二章 1912年大会?36年大会文武両道 戦前の学歴エリートたち第三章 1940年「幻の東京五輪」の学徒動員 第四章 1952年大会?60年大会慶應・東大ボート部 栄光の軌跡第五章 1964年大会?68年大会部の伝統ゆえ、オリンピックを辞退第六章 1964年東京大会オリンピック秘話 ①学生通訳編第七章 1964年東京大会オリンピック秘話 ②裏方学生編 第八章 1952年大会?76年大会転身いろいろ、競技も人生も大学名も第九章 1980年大会?2016年大会大学生オリンピアンは不滅なのか 第一〇章 一芸に秀でた新設校、マイナー競技強豪校第一一章 議論風発! 教員たちのオリンピック学
2020/10/09 刊行