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ジョージタウン・ロー・スクール留学記
阿川尚之 著
弁護士社会といわれるほどロイヤーの活動の場と機会が多いアメリカで、ロイヤーはいかにして生まれるのか。一九八一年当時、ロー・スクールのJ・D・プログラムに進む日本人が極めて少なかった頃、正規の三年間コースを修めるために留学した一企業人の奮戦記である。名門ロー・スクールでの厳しい学業を卒え、無事司法試験に合格するまでを描いて、アメリカ社会の一断面を鮮やかに浮び上がらせる。
1986/10/25 刊行

実用的文章の書き方
篠田義明 著
〝英文ドキュメント作成法〟 で知られる実用英語の第一人者が、今度は学生、ビジネスマンのために、日本語のわかりやすい文章を苦しまないで、早くまとめるコツを具体的に解説する。ワンワード/ワンミーニング、ワンセンテンス/ワンアイディア、ワンパラグラフ/ワントピックのルールを紹介し、そのルールを駆使した例題文を通じて、論文、レポート、説明書、提案書、カタログなどの実用的な文章の上達法を明快・簡潔に解説する。
1986/06/23 刊行

古代東北人の歴史
高橋崇 著
「蝦夷とはなにか」 という問題を含めて、古代東北史の戦後四十年間の研究は、質量ともに厖大なものがある。その中で多くの通説や定説が生れたものの、それらは必ずしも厳しい史実検証が行われたものとはいえない。本書は、最近の目覚しい考古学の成果を取り込み、数少ない史料を丹念に検討しなおして、古代史の中でも、最も深い闇の奥底に閉ざされてしまった〝まつろわぬ民〟蝦夷=古代東北人の実像と、その軌跡の解明を試みる。
1986/05/22 刊行

外間守善 著
沖縄は地理的に遠く、日本本土と趣きの異なる歴史と文化をもっているため、歴史を区切る概念も、文化を貫く美意識も、それらを表現する言語も、すべて本土的な尺度では計れない。本書は、単に日本列島の一島嶼群として捉えるのではなく、広く太平洋文化圏の中に位置づけ、日本人および日本文化のルーツの一つともいうべき沖縄の歴史と文化を、諸分野の研究成果を取り入れながら紹介する。沖縄の実相を識るための入門書である。
1986/04/25 刊行

小和田哲男 著
日本の歴史上、最も大衆に愛されている豊臣秀吉の生涯は、出生から二十八歳まで完全な謎に包まれている。しかし、今日流布する秀吉の立身出世譚は、人気者ゆえに創作に創作が重ねられて、江戸期には反権力・反徳川の思潮の中で庶民の共感を得、明治期に入ると、海外侵略の輝かしい先駆者伝として教科書にまで登場する。本書は、創作の過程で虚と実を混在させた史伝群を確かな史料と史眼で検証し、真の秀吉像を洗い出す。
1985/11/21 刊行

人間の時代への発想
安西祐一郎 著
人間が目標達成に向けて自在にコントロールできる心理的機能や、それに基づく特徴は、最新の情報処理的アプローチによる認知心理学によって、はじめて明らかにできるようになった。本書は、問題解決のシステムをめぐるさまざまな実験的成果を踏まえながら、われわれが生きていくなかで直面する大小の事態に、どのように対応する機能があるかを具体的に考察し、人間だけがもつ「自由に目標を創りだす能力」について考察。
1985/03/23 刊行

尾張藩士の見た浮世
神坂次郎 著
尾張徳川家に二百五十年間秘匿されてきた『鸚鵡籠中記』という稀有の日記がある。筆者は御畳奉行朝日文左衛門。知行百石役料四十俵、元禄に生きた、酒好き女好き芝居好きのありふれた侍だが、好奇心旺盛で無類の記録マニア、当時の世相を赤裸々に書きとめて倦むことなく、二十七年に及ぶ。文左衛門の記述を読み解いていくと、華やかなイメージとは裏腹な、滑稽と悲惨が渦巻く、元禄の真の時代像が浮かび上がってくる。
1984/09/20 刊行

人類の生命記憶
三木成夫 著
赤ん坊が、突然、何かに怯えて泣き出したり、何かを思い出したようににっこり笑ったりする。母の胎内で見残した夢の名残りを見ているのだという。私たちは、かつて胎児であった十月十日のあいだ羊水にどっぷり漬かり、子宮壁に響く母の血潮のざわめき、心臓の鼓動のなかで、劇的な変身をとげたが、この変身劇は、太古の海に誕生した生命の進化の悠久の流れを再演する。それは劫初いらいの生命記憶の再現といえるものであろう。
1983/05/23 刊行

木村敏 著
時間という現象と、私が私自身であるということは、 厳密に一致する。自己や時間を「もの」ではなく「こと」として捉えることによって、西洋的独我論を一気に超えた著者は、時間と個我の同時的誕生をあざやかに跡づけ、さらに、ふつうは健全な均衡のもとに蔽われている時間の根源的諸様態を、狂気の中に見てとる。前夜祭的時間、あとの祭的時間、そして永遠の今に生きる祝祭的時間――「生の源泉としての大いなる死」がここに現前する。
1982/11/22 刊行

福島章 著
日常的にさまざまな犯罪が頻発している。幼いときの環境のひずみから犯罪に走る場合もあれば、まじめなサラリーマンとして過してきたひとが、突然犯罪をおかす場合もある。動機は何か、また犯罪者の気質や性格・環境はどうだったかなど、さまざまなケースを多次元診断によって追究し、犯罪という極限状況にあらわれた人間の心理と行動とをさぐる。具体例によって説かれており人間について多くのことを教えられる。
1982/10/22 刊行

中村良夫 著
環境問題が景観問題を素通りして公害問題というかたちで深刻化し、美しい国土の景観は悪化の一途をたどりつつある。本書は、人間環境の眺めである景観の意味と価値を問いなおすために、風景の視覚像の特性を明らかにし、古今のさまざまな風景体験を精査することから、生活環境を整える技術的知識体系として「風景学」を構想する。風景を目ききし、風景への愛着を培うための一書である。サントリー学芸賞受賞。
1982/05/21 刊行

池田清 著
極東無名の非白人国日本を、国際政治の桧舞台に引き上げるのに大きく貢献した海軍は、またその日本を破滅の淵に追いこんだもう一人の主役でもあった。近代日本にあって、ひときわ抜きん出た人材と技術とすぐれた国際認識とをもちえたはずのこの集団が、何故あの戦争にのめりこんでいったのか。短剣と白手袋に象徴されるスマートさの奥に潜む、ある見逃しがたい体質を追及するとともに、太平洋戦争をより広い国際環境の枠組のなかで捉え直す。
1981/11/20 刊行

木下是雄 著
物理学者で、独自の発想で知られる著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書・仕事の手紙の書き方、学会講演のコツを具体的にコーチする。盛りこむべき内容をどう取捨し、それをどう組み立てるかが勝負だ、と著者は説く。文のうまさに主眼を置いた従来の文章読本とは一線を劃し、ひたすら「明快・簡潔な表現」を追求したこの本は、文科系の人たちにも新鮮な刺激を与え、「本当に役に立った」と絶賛された。
1981/09/22 刊行

阿部謹也/網野善彦/石井進/樺山紘一 著
長い緩慢な時の流れを想わせる中世は、日本にとってもヨーロッパにとっても、うねりのような大転換にあたっていたことがしだいに明らかにされてゆく。また人の心の内側でも、新旧の壮大な葛藤がくりひろげられていた時代だといってもよい。下巻では、歴史学に聴覚の世界を導入した「音と時」、徳政を待望する庶民の意識を掘り起す「売買・所有と法・裁判」ほか、「農業」「家」「自由」「異端」がテーマとなる。
1981/05/22 刊行

阿部謹也/網野善彦/石井進/樺山紘一 著
これまで私たちにとって、中世の明瞭なイメージを結ぶことはむずかしかった。しかし、近年の中世史研究の新しい動向はめざましいものがあり、具体的な中世の諸相が浮かび上がってきた。本書は、四人の中世史家による中世についての活発な討論の記録である。上巻は、「海・山・川」などの縁辺に暮らす民の文化、社会に独自の地位をしめはじめる多種多様の「職人」、中世の忘れられない点景である「馬」、そして「都市」がテーマとなる。
1981/04/23 刊行