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福島章 著
日常的にさまざまな犯罪が頻発している。幼いときの環境のひずみから犯罪に走る場合もあれば、まじめなサラリーマンとして過してきたひとが、突然犯罪をおかす場合もある。動機は何か、また犯罪者の気質や性格・環境はどうだったかなど、さまざまなケースを多次元診断によって追究し、犯罪という極限状況にあらわれた人間の心理と行動とをさぐる。具体例によって説かれており人間について多くのことを教えられる。