中央公論新社発足後、従来中央公論社が主催していた「吉野作造賞」と読売新聞社が主催していた「読売論壇賞」を統合する形で、2000年に創設されました。政治・経済・社会・歴史・文化の各分野における優れた論文、および単行本を顕彰します。日本を代表する論壇の賞として評価されています。
第24回(2023年) | 田中耕太郎―闘う司法の確立者、世界法の探究者 | 牧原出 | 中央公論新社刊 |
第23回(2022年) | バブルの経済理論 | 櫻川昌哉 | 日本経済新聞出版社刊 |
第22回(2021年) | デジタル化する新興国 | 伊藤亜聖 | 中央公論新社刊 |
第21回(2020年) | 平成の経済 | 小峰隆夫 | 日本経済新聞出版社刊 |
第20回(2019年) | 経済学者たちの日米開戦 | 牧野邦昭 | 新潮社刊 |
第19回(2018年) | < 受賞作なし > | ||
第18回(2017年) | 集団的自衛権の思想史ーー憲法九条と日米安保 | 篠田 英朗 | 風行社刊 |
第17回(2016年) | < 受賞作なし > | ||
第16回(2015年) |
日本占領史1945-1952
日韓歴史認識問題とは何か |
福永 文夫
木村 幹 |
中央公論新社刊
ミネルヴァ書房刊 |
第15回(2014年) | 統合の終焉 EUの実像と論理 | 遠藤 乾 | 岩波書店刊 |
第14回(2013年) | イギリス帝国の歴史 | 秋田 茂 | 中央公論新社刊 |
第13回(2012年) | 革新幻想の戦後史 | 竹内 洋 | 中央公論新社刊 |
第12回(2011年) | アカデミック・キャピタリズムを超えて-アメリカの大学と科学研究の現在 | 上山 隆大 | NTT出版刊 |
第11回(2010年) | 倫理的な戦争-トニー・ブレアの栄光と挫折 | 細谷 雄一 | 慶應義塾大学出版会刊 |
第10回(2009年) | 日本産業社会の「神話」 | 小池 和男 | 日本経済新聞出版社 |
第9回(2008) | 日本の統治構造 | 飯尾 潤 | 中央公論新社刊 |
第8回(2007) | 「帝国」の国際政治学 | 山本 吉宣 | 東信堂刊 |
第7回(2006) | 暗闘 | 長谷川 毅 | 中央公論新社刊 |
第6回(2005) | 憲法で読むアメリカ史 | 阿川 尚之 | PHP研究所刊 |
第5回(2004) | 東アジア・イデオロギーを超えて | 古田 博司 | 新書館刊 |
第4回(2003) |
経済論戦は甦る
国際政治とは何か |
竹森 俊平
中西 寛 |
東洋経済新報社刊
中央公論新社刊 |
第3回(2002) | 自由と秩序 | 猪木 武徳 | 中央公論新社刊 |
第2回(2001) | ワード・ポリティクス | 田中 明彦 | 筑摩書房刊 |
第1回(2000) |
転換期の日本経済
海の帝国 |
吉川 洋
白石 隆 |
岩波書店刊
「中央公論」1999年7月号~2000年4月号 |