佐藤栄作戦後日本の政治指導者
村井良太 著
1960年代半ばから7年を超える長期政権を誇った佐藤栄作。岸信介の実弟で、吉田茂に寵愛された佐藤は、寡黙な官僚政治家との批判が強く、ノーベル平和賞受賞には違和感の声さえ上がった。だが憲法改正を回避し、日米安保体制の安定を確立させる中、沖縄返還、日韓基本条約締結、急激な経済成長に対する社会開発政策など事績は多い。本書は、佐藤の軌跡を追いつつ、核兵器を保有せず大国の地位を獲得した戦後日本を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2019/12/18
- 判型新書判
- ページ数432ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102570-8
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書評掲載案内
・朝日新聞(朝刊)2020年8月5日/国分高史(朝日新聞編集委員)
・図書新聞2020年7月25日号/竹中佳彦
・日本歴史2020年8月号
・読売新聞(朝刊)2020年2月24日/著者インタビュー
・毎日新聞(夕刊)2020年2月18日
・毎日新聞(朝刊)2020年2月16日/著者インタビュー
・読売新聞(朝刊)2020年2月16日/苅部直(政治学者・東京大学教授)
・日本経済新聞(朝刊)2020年2月1日
・図書新聞2020年2月1日号
・週刊エコノミスト2020年2月4日号/井上寿一(学習院大学学長)
・週刊読書人2020年1月3日号/自著紹介