物語 アラビアの歴史知られざる3000年の興亡
蔀勇造 著
アラブについて記された最初の石碑は紀元前九世紀に遡る。メソポタミア・エジプト両文明の影響を受けた地に誕生した諸国家は交易と遊牧と農業で栄え、互いにしのぎを削り、エチオピアやインドとも交渉を持った。西暦七世紀にはこの地にイスラームが誕生し、世界史に大きな影響を与える。二十世紀以降は石油資源をもとに近代化を進めるが、政治的安定からはほど遠い。古代文明から現代まで、中東の核心地帯の三千年を追う。
書誌データ
- 初版刊行日2018/7/19
- 判型新書判
- ページ数400ページ
- 定価1210円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102496-1
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・読売新聞(朝刊)2018年12月23日/宮下志朗(フランス文学者・放送大学客員教授)
・日刊ゲンダイ2018年12月18日/高野秀行(作家)
・東京新聞(朝刊)2018年10月14日
・日本経済新聞(朝刊)2018年8月11日
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