海賊の世界史古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで
桃井治郎 著
古代ギリシアのヘロドトスは海賊たちを英雄とみなし、ローマのキケロは「人類の敵」と罵倒した。スペインとオスマン帝国が激突したレパントの海戦の主役は海賊であり、大英帝国を裏面から支えたのもカリブ海に跋扈するバッカニア海賊だった。19世紀、欧米の覇権主義で海賊は滅びたが、現代のソマリア海賊として甦る。キリスト教とイスラームの対立、力と正義の相克など、多様な視座で読み解く、もう一つの世界史。
書誌データ
- 初版刊行日2017/7/20
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102442-8
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書評掲載案内
・東京新聞(朝刊)2023年7月7日/筆洗
・軍事史学2017年12月号/金澤裕之(防衛省防衛研究所員)
・アリーナ2017年号/自著紹介
・週刊エコノミスト2017年10月24日号/本村凌二(早稲田大学特任教授)
・東京新聞(朝刊)2017年9月24日
・歴史群像2017年10月号
・日本経済新聞(夕刊)2017年8月31日/中沢孝夫(福山大学教授)
・朝日新聞(朝刊)2017年8月27日/市田隆(朝日新聞編集委員)
・毎日新聞(朝刊)2017年8月20日
・日刊ゲンダイ2017年8月17日
・山形新聞2017年8月6日
・公明新聞2017年7月24日
・しんぶん赤旗2017年7月23日