竹島―もうひとつの日韓関係史
池内敏 著
日本と韓国などが領有権をめぐって対立する竹島。それぞれが正当性を主張するものの議論は噛み合わず、韓国による占拠が続いている。本書は一六世紀から説き起こし、江戸幕府の領有権放棄、一九〇五年の日本領編入、サンフランシスコ平和条約での領土画定、李承晩ラインの設定を経て現在までの竹島をめぐる歴史をたどり、両国の主張を逐一検証。誰が分析しても同一の結論に至らざるをえない、歴史学の到達点を示す。
書誌データ
- 初版刊行日2016/1/25
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102359-9
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書評掲載案内
・日本経済新聞(朝刊)2016年3月20日/小倉紀蔵(京都大学教授)
・信濃毎日新聞・京都新聞2016年3月20日ほか(共同通信配信)/青木理(ジャーナリスト)
・文藝春秋2016年4月号
・朝日新聞(朝刊)2016年2月28日
・日本海新聞2016年2月21日/薛幸夫(在日本大韓民国民団鳥取県地方本部団長)
・週刊エコノミスト2016年2月16日号
・夕刊フジ2016年2月5日