ホーム > 中公新書 > 治安維持法

中公新書
治安維持法

治安維持法なぜ政党政治は「悪法」を生んだか

中澤俊輔 著

言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。

書誌データ

  • 初版刊行日2012/6/25
  • 判型新書判
  • ページ数296ページ
  • 定価946円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102171-7

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報


web中公新書

中公新書ニュース・トピックス

2025/03/17
『外交とは何か』刊行記念トークイベントのお知らせ
2025/02/14
『日本政治学史』刊行記念トークイベントのお知らせ
2025/02/12
『グリーン戦争-気候変動の国際政治』が第45回エネルギーフォーラム賞優秀賞を受賞
2024/12/02
『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』が第28回司馬遼太郎賞を受賞
2024/11/12
「第46回 サントリー学芸賞」で史上初の快挙!当社の書籍が、3部門で4作受賞!

中公新書ランキングベスト5

総合ランキングベスト5