冷戦史(下)ベトナム戦争からソ連崩壊まで
青野利彦 著
キューバ・ミサイル危機後、泥沼化するベトナム戦争が世界に衝撃を与えた。1960年代末から米中ソはデタント(緊張緩和)へ向かうものの、70年代末には再び対立が深まり「新冷戦」と呼ばれた。だが、その背後では西側経済の優位と東アジア経済の躍進により、第三世界の国々が社会主義を放棄しつつあった。そしてソ連にゴルバチョフが登場し、冷戦は終焉を迎えるが――。戦争と対立が続く現代に、冷戦は何を遺したのか。
書誌データ
- 初版刊行日2023/12/20
- 判型新書判
- ページ数264ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102782-5
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書評掲載案内
・日本経済新聞(朝刊)2024年3月16日/中西寛(京都大学教授)
・読売新聞(朝刊)2024年3月10日/遠藤乾(国際政治学者・東京大学教授)
・朝日新聞(朝刊)2024年1月27日/高谷幸(東京大学准教授)
・外交Vol.83 2024年1月/高橋和宏(法政大学教授)
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